The Roadmap of Critical Revolution is successfully on going. 内閣支持率の下落は順調に続き、7月23日に報道された毎日の世論調査では、マスコミがこれまで発表した中で最低値の26%を記録した。時事が29.9%を出したのが7月14日、続いてANNが17日に29.2%を出し、毎日の数字が注目されたが、前回より10ポイント減の26%という刮目の数字が叩き出されてニュースになった。日経やFNNの調査でも、前回より10ポイント下落した結果となっていて、6月中旬から始まった安倍離れが7月もさらに続き、政権運営にとって危険水域に入った状況が確実となった。一瞥するかぎり、眼前の政治の進行は、安倍晋三の退陣というゴールに向かって一つ一つの関門をクリアし、クリティカル・パスを通過している運動のように見える。本日(25日)の朝日の紙面は、昨日の加計国会が総力特集された観があり、1面、2面、3面、4面、5面、14面(社説)、35面が関連記事で埋められている。前川喜平の暴露をスクープして官邸との政治闘争を始めて以来、朝日の加計問題解明の意気込みは他を凌駕しているが、何やら、ハンターが獲物を捉えたというロックオンの感覚が伝わってくる紙面構成だ。この感覚は、安倍晋三を倒そうとする誰もの心中で同じもので、あと一歩だ、もう少しだという感慨と昂奮の中にいる。