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2018-02-26 14:19:00
テーマ:
政治・経済
昨日(25日)、平昌五輪閉会式に出席する北朝鮮の金英哲が文在寅と会談、「米朝対話の用意がある」と発言し、マスコミが報道するところとなった。トランプ政権になって北朝鮮核危機が緊迫化して以降、北朝鮮の側から「米国と対話の用意」の発言が出たのは初めてのことだ。これまで、米国の側は何度も「対話の用意がある」と合図を送ってきた。最も鮮烈に記憶に残っているのは、12月12日にティラーソンが発した、「前提条件なしで北朝鮮と会合する準備ができている」「とにかく会ってみよう。北朝鮮が望むなら天気の話をすることもできる」という言葉だ。この柔軟な姿勢には驚かされたが、公式の場での表明であり、明らかに北朝鮮に向けてメッセージが発信されていた。その後も、マティスやペンスなど米政府の高官から「対話の用意」の発言が相次ぎ、現在に至っていて、米国が北朝鮮からの返事を待っている状況が窺い知れた。これまで北朝鮮はその誘いに応じず、ずっと威嚇と挑発の声明のみを米国に返してきたが、今回、初めて米朝対話に応じる旨の意思表示を発したわけで、このことの意味はきわめて大きい。