昨日(4/29)、連合系の第80回メーデーが開催され、代々木公園を会場にした中央大会には3万6人の参加があった。厚労相の舛添要一や小沢一郎に加えて、湯浅誠が出席して挨拶するという豪華キャストの大会だったが、生憎、新型インフルエンザのニュースにかき消され、マスコミ報道では大きな話題にならかった。昨夜のテレビ報道では、NHKの7時のニュースだけが小さく取り上げ、高木剛の挨拶を短く流した後で、初めて会場に設置された就業支援の相談コーナーを紹介していたが、舛添要一や湯浅誠の挨拶の映像は全く放送されなかった。9時のニュースには少し出るだろうと期待したが、9時のニュースにはメーデーの報道そのものが無かった。報道ステーションでもメーデーのニュースは放送されなかった。未曾有の経済危機と雇用不安の中で開かれたメーデーで、それなりに役者を揃えて壇上に並べたにもかかわらず、テレビでは報道の価値なしと判断されたことになる。新聞は各社に差がある。酷いのは朝日新聞で、2面に載っていた
記事は小沢一郎が挨拶で献金問題に触れなかったという政局記事で、社会面(26面)の記事は小さな扱いにとどまっている。