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2019-05-09 14:34:00
テーマ:
政治・経済
政局に目を転じよう。4月21日の衆院大阪12区補選で「野党共闘」を看板にした元共産候補が惨敗した後、左のネット界隈で話題になった出来事は、参院京都選挙区の候補者をめぐって立憲民主と国民民主の間で調整がつき、一本化が実現したことだった。4月27日に前原誠司が会見し、国民民主の公認候補を一方的に降ろす決定を発表、枝野幸男が5月5日に「大変な勇断だと思うし、敬意を表したい」と歓迎の意を表明した。これに対してしばき隊左翼から不満の声が上がり、「野党共闘」は一致して現職の共産候補を応援すべきだなどと恨み節を垂れる一幕があった。前原誠司(国民民主)の狙いは明快で、6年前に共産が京都選挙区で得た議席を奪い取ることであり、共産現職を落選させることである。だけでなく、他の2人区(広島・静岡)で立憲民主との間で候補者調整を実現させ、国民民主の現職で一本化することであり、さらに7月の選挙を通じて国民民主と立憲民主のコンバージェンスを進め、分裂前の嘗ての民主党を復元することが展望されている。そこには、立憲民主に共産との現在の関係を切らせるという意味もある。