お盆を過ぎ、陽射しの厳しさに衰えはないが、乾いた空気が入って蒸し暑さが和らぎ、外を出歩いて酷暑を感じない気候になった。今年は秋が早いのかもしれない。4年前は、9月に入ってからも真夏の暑い日が続いていた。そして、「小泉劇場」の熱気と興奮が9月末まで続いていた。
週刊現代ほど過激で極端ではないが、新聞や雑誌の選挙予想は概ね民主党の圧倒的優勢を伝えている。私自身は、週刊現代の驚愕予想についても必ずしも根拠のないものだとは決めつけず、4年前の自民党がそうだったように、今回も民主党の選対が予測を誤るほどの大差が開く可能性は十分あると考えている。共同通信の
電話世論調査(8/10)では、比例の投票先の回答が民主34.1%/自民13.3%となって3倍近い差が開き、小選挙区の投票先でも民主候補35・2%/自民候補14・8%と倍以上開いている。共同通信の世論調査をそのまま小選挙区と比例ブロックに適用すれば、週刊現代の当落予想と議席数になる。共同通信の調査では、比例の投票先を「まだ決めてない」と回答した割合が38%残っている。問題はこの態度未定の票の行方だが、彼らが自民党に向かう可能性はあり得ず、投票日が近づけば近づくほど民主党へ流れ込んで行く。