このブログはプレミアムブログです。購読することで記事全文をすぐにご覧いただけます。
プロフィール
世に倦む日日
カレンダー
<
2024年11月
>
|
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
・ |
・ |
・ |
・ |
・ |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
2019-12-09 16:32:00
テーマ:
政治・経済
8日のサンデーモーニングの「風をよむ」で、暗殺された中村哲の特集が放送された。その中で、中村哲が9条擁護論者であり、講演の機会に9条の意義を熱心に説き訴えていた映像が紹介された。「何百万もの犠牲の上に築かれた金字塔であり、民族の理想であり、同時に世界の人々の理想である」。こう語っている。事件後のテレビ報道で、初めて9条平和主義者としての中村哲の姿が正面から伝えられ、この点、番組のジャーナリズムの姿勢を評価したい。9条の理想を純粋に体現したからこそ、こうした受難に遭遇したのであり、理想を追求することがどれほど厳しく難しいことかを思わされたと、事件の本質的意味に触れるコメントを述べた青木理も佳としたい。9条が内面化された求道的な平和主義者だったからこそ、あそこまで実践と挑戦をやり抜いたのであり、偉業を成し遂げることができたのだ。世界中から尊敬されるリーダーとなり、崇拝される聖人となったのだ。