昨日(5/13)、橋下徹による従軍慰安婦の暴言が出た直後、TWに、日本のマスコミはこの問題について、海外の視線に耐える論評の報道をせよと書いた。転写すると、「今夜のテレビのニュースと明朝の新聞で、日本のマスコミが、橋下徹の『慰安婦は必要だった』という暴言をどう報じるかは、世界中が注目する問題だ。日本の報道の中身が(橋下徹の暴言以上に)海外で詳しく紹介される。見ているのは、国内の視聴者や読者だけじゃないぞ」。私と同じように、韓国や米国の報道各社の駐在記者が、昨夜の日本のテレビ報道と今朝の新聞論説を注視したに違いない。しかし、結果は誰もが唖然とさせられるものだった。先に新聞の方から言うと、朝日も毎日も社説・コラムで取り上げていない。昔のソ連のタス通信よろしく、「論評抜きで事実のみを」淡々と伝えているだけだ。中日新聞(中日新聞)でさえ社説を書いていない。中日の社説は「振り込め詐欺」の名称変更問題だ。これには絶句させられる。NHKのNW9の対応と処理は、右翼偏向の大越健介の編集だから、予想どおりと言えなくもなかったが、報ステの恵村順一郎がこの問題に一言も触れなかったのには驚愕した。意図的にこの事件を小さな扱いにして、天気予報前に流して済ませていた。それを見てイヤな予感がして、まさかと思ったが、不安的中で、日本の新聞全社がダンマリを決め込んでいる。橋下徹の暴言に対して、当日(5/13)、何も批判せず素通りした。