このブログはプレミアムブログです。購読することで記事全文をすぐにご覧いただけます。
プロフィール
世に倦む日日
カレンダー
<
2024年11月
>
|
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
・ |
・ |
・ |
・ |
・ |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
2021-01-14 17:51:00
テーマ:
政治・経済
6日に米議会議事堂に乱入した暴徒たちを見て感じるのは、その表情に何の罪の意識もなく、事後に重い罰を受け厳しい責めを負う覚悟も悲壮感も持っていないということだ。大悪である反乱罪・騒乱罪の行為に加担しているのに、堂々と顔を見せて破壊行為をアピールし、愉快犯のように楽しんでいる。まるで、イスラム国の狂った暴徒がシリアやイラクの古代遺跡の文化財を破壊したときの野蛮な形相と同じだ。FBIが捜査を始めて、13人を訴追し、数百人を捜査中という報道が出ているが、おそらく乱入した者たちは何の悔悟も反省もなく、次の暴動の機会があればまた参加しようと思っているに違いない。彼らの意識では、次の正統な大統領はトランプであり、連邦議会はそれを邪魔してバイデンに大統領の座を横取りさせようとする邪悪な勢力で、それゆえに暴力で掣肘して排除してよいのである。それが、トランプ主義過激派による「革命権」(=アメリカ独立宣言)の解釈であり、その歪んだ政治的信念を自己正当化するイデオロギー的根拠なのだ。彼らはまた暴乱をやるだろう。