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2021-02-10 15:51:00
テーマ:
政治・経済
9日夜、IOCが声明を出し、森喜朗の発言を「完全に不適切」として非難する発表に転じた。IOCは森喜朗が4日に「謝罪」会見した直後、間髪を入れず声明を上げ、「これをもって問題は終了」と幕引きを図っていたが、ここへ来て態度を一変、あらためて問題を重視し、森発言を全否定する姿勢を示した。森喜朗を擁護する立場から離れた。おそらく、4日の会見時の一問一答全文が翻訳されて伝わり、森喜朗が全く反省してない事実が明瞭となり、IOC内部で問題となって対応を迫られたのだろう。9日の声明には、森発言について「IOCの誓約に反する」という厳しい文言が入っているらしい。当然の展開ではあるが、それならばなぜ4日に電光石火で「問題は終了」と発表し、森喜朗を不問に付す決定に出たのかが問われなければならず、IOC幹部の判断の経緯と矛盾が問題視されなくてはならないはずだ。ジェンダー軽視はバッハとコーツも同罪であり、森喜朗を擁護した2人の責任が追及されて当然だろう。卑怯で姑息なことに、IOCの声明はすべて広報担当による書面であり、バッハが説明責任の場に立っていない。