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2021-02-26 16:59:00
テーマ:
政治・経済
マルクスは、支配的思想はすべて支配階級の思想であると言った。また、すべてを疑えとも言っている。ジェンダーをめぐる思想と言説についても、この導きに従って独力で考察と検討を深め、慎重に判断と態度決定を模索してよいはずだ。何事も騙されやすい庶民が、簡単に騙されないぞと本能的に自己防衛する心構えを持つように、全体の潮流に流されるのではなく、本当にコミットしてよい思想性なのかどうか、自分の頭で探り確かめたいと思う。現在の社会では、特に日本では、ジェンダーの概念と主張は無謬の真理になっていて、水戸黄門の印籠の如きであり、疑うべからざる絶対の社会的正義となっている。この国の政治と社会全般において普遍的な教義の地位を占めている。その説得力と権威性に反抗しているのは、一部のいかがわしい異端の右翼だけしかなく、ネットの隅っこで拗ねて匿名で悪口を垂れているだけだ。最近、この教説を最も熱心に担いでエバンジェリズムしているのが、日本の政党では日本共産党である。したがって、抵抗者は左側に居場所がない。この教説に従順に服さない者は、無知や時代遅れのレッテルを貼られて殺処分される始末になる。