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2022-06-14 23:58:00
テーマ:
政治・経済
注目のFOMCを前にして、週明けの6/13、ダウ平均は876ドル下げて1年4か月ぶりの安値水準である3万516ドルをつけた。年初来最安値。FOMCで利上げが発表されれば、その上げ幅の何如にかかわらず、NY株価は下落の勢いに弾みがつくだろう。FRBのパウエルは「物価安定回復には若干痛みが伴う」と発言、株価下落と景気抑制はやむなしの姿勢を示している。チャートを確認すると、ダウは年初1/3に史上最高値の3万6585ドルを記録していて、そこから半年で6000ドルも大幅に下げている。
米金融市場の不調と弱気を端的に示しているのは、ダウよりもハイテク株中心のNASDAQ総合指数の下落であり、6/13は▲4.68%も下げて10.809ポイントとなった。最高値は昨年11/22の1万6212ポイントであり、約半年で3分の2の値にまで急降下している。ここからさらに下がる。インフレの克服は厄介で、金融当局の政策手段は利上げと通貨供給量の縮小(QT)だが、そうした金融引き締め策は景気抑制策でもあり、企業の投資や個人の消費にブレーキをかける効果となる。アメリカでは早くもリセッションの声が上がっている。