< 2024年11月 > | ||||||
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昨日(9/27)の安倍晋三の国葬。中継を見た感想を率直に言えば、まさしく右翼の祭典で、国家の儀式で安倍晋三を神格化し神聖化する右翼の壮麗なイベントだった。安倍晋三が銃撃で横死した直後、Hanada や Will や正論などの右翼月刊誌が仰々しい追悼特集号を組んで販売していて、内容は読まなかったが、魑魅魍魎たる目次ページがおどろおどろしくネットに表出してるのが目に入り、憂鬱で不快な気分をしたものだ。今回の国葬ショーは、その猛毒の極右雑誌に編集された内容と趣向が、3次元立体映像で構成され、役者が舞台で動いて喋り、始終がテレビで映されるという面妖な代物だった。
形式は国葬で、皇族やら自衛隊やらが引っ張り出され、箔付けの演出が過剰に施されていたけれど、中身は日本会議か統一教会の集会そのもので、日本国憲法を否定する右翼の思想とメッセージが発揚され示威された祭典だ。安倍晋三という右翼のリーダーを偉大な英雄として偶像崇拝し、国家の正規の装置の下で正当化と普遍化を固めるセレモニー(祀り事)だった。右翼が日本国の儀式を私物化し、税金を使い、皇族と自衛隊を動員し、公共の電波を使い、国民の弔意を強制し、安倍晋三とそのイデオロギーを絶対化する宣教を押し付けていた。あからさまな内心の自由の侵害であり、憲法19条違反である。
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