大阪で起きた中1男女殺害事件。昨日(8/23)のサンデーモーニングではこの問題がトップで取り上げられ、谷口真由美が「防犯カメラは事件後にしか役に立ってない」とコメントする場面があった。この大胆な発言に対して、ネット右翼がすぐにTWで罵倒の反論を返す一幕があったが、谷口真由美の指摘は当を得ている。先週、国内のニュースはこの事件一色で、8/21(金)夜に犯人が逮捕された後、週末のマスコミとネットは事件の話題で持ちきりだった。報道記事を見ながら、気になったのは、やたら
防犯カメラの「お手柄」を強調している点で、
防犯カメラが逮捕の決め手になったと、どの社も異口同音に絶賛していることだった。察せられるのは、大阪府警がこう書かせているという裏の政治的背景だ。
防犯カメラの映像が決め手になった、
防犯カメラで犯人を捕まえることができた、そう意義を書けと、警察幹部が取材陣に総括を促していて、言われたとおりに記者が書いている。あまりに防犯カメラの宣伝が執拗で過剰なので胡散臭く思っていたら、案の定、8/22(土)に私の疑問を埋める
情報が飛び出て、推理の点と線が繋がった。以下に謎解きを説明するが、結論から言って、谷口真由美の主張が正しく、今回の捜査で防犯カメラは府警やマスコミが言っているような決め手の役割は果たしていない。単なる補助的な脇役にすぎない。容疑者を絞り込み、軽ワゴン車を特定できたのは、知人のタレコミによる。決め手は通報だ。