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2015-09-11 19:40:00
テーマ:
政治・経済
昨夜(9/10)、常総市の堤防決壊のニュースを見ながら、最初に思ったことは、堤防が危険な状態になっているという情報がどの時点で住民に告知されたのか、行政による避難勧告や避難指示の時間は適正だったのかということだった。映像を見ていると、不意に堤防が決壊したような感じで、手の施しようのない自然災害だったという報道になっている。NHKのニュースでは、専門家たちが、想定外の線状降水雲と鬼怒川の南北の流路の偶然ばかりを言い、災害の天災性をやたら強調し、人災の側面に全く関心を向けない説明になっていた。私の場合は、こうした災害が起きると、人災の要素はなかったのか、行政の責任はどうだったのかという方向に関心が向かう。一級河川の鬼怒川が、あの下流地帯で、堤防を決壊させて氾濫したらどうなるか、その想像力は付近の住民なら誰でも容易なことだろう。新聞記事を読むと、常総市は午前2時20分に、決壊地点より上流の若宮戸地区に避難指示を出している。これはネットで議論され、報ステでも報道されたところの、例のソーラーパネルの民有地のことだ。実際に堤防が決壊したのは少し下流の三坂町地区だが、ここに避難指示が出されたのは午前10時15分だった。決壊したのは午後0時50分。決壊の様子が撮影されていて、ニュースの映像では現場上空に - 報道か行政か不明だが - すでに ヘリが舞っている。