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2015-09-12 19:00:00
テーマ:
政治・経済
昨日(9/11)の記事を書いた時点では、一昨夜のテレビ報道と昨日朝の新聞報道の情報をベースにしていて、そこに避難指示の遅れの件が全く指摘されてなかったので、不審に思い、その点を切り口にした記事を構成した。記事を上げた後、NHKの7時のニュースを見たら、三坂町地区への避難指示が堤防決壊の2時間半前だったのはおかしいという問題に編集され、常総市の過失責任が追及される構図になっていた。もっと早く避難勧告を出しておけばよかったと武田真一が言い、その論調をバックアップする「現地被災者」の声を映像で入れ、常総市の対応を厳しく糾弾していた。あの映像に出た「現地被災者」は、NHK(政府)が周到に用意したサクラだ。責任追及が国交省に及ばぬよう、常総市に全ての責任を押しつけるべく、世論操作のために仕立て上げられたサクラの台詞だ。NHK(政府)の情報工作の手口は汚い。弱い者に責任をしわ寄せしている。末端自治体の常総市に責任を被せ、そして、災害時の避難は各自が早めにするのが当然だという自己責任のメッセージを刷り込んでいる。国の責任をオミットしている。最初に、昨日になって急に避難指示の遅さが問題視された件についてだが、なるほどと裏が分かったのは、一昨日(9/10)夜の時点では、行方不明者がまだ全員助かる見込みがあり、犠牲者ゼロの可能性があり、行政の責任追及という段階へとマスコミ報道が進む条件が整ってなかったからだ。