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2016-01-29 16:56:00
テーマ:
政治・経済
甘利明の会見を聞いて、強い違和感を覚えさせられたのは、50万円の現金授受の場面をよく覚えていて、リアルに記者団の前で語ったことだった。例えば、「内ポケットにしまうはずがない。本当だとしたら政治家以前に人間としての品格を疑われる。そんなことはするはずがない」と断言している。それから、「紙袋を手渡されたと記憶している」と言い、「大きい袋で重かった」とも言っていて、中にのし袋が入っていることも確認した上で、「適正に処理しとけと指示した」と言っている。記憶がきわめて鮮明だ。1/21以降の記者会見や国会質疑では、現金授受を否定しないまま、「記憶を整理している」とか「記憶が曖昧」などと釈明していた。つまり、ウソをついていたということだ。この点、昨夜(1/28)のテレビ報道や今日(1/29)の新聞記事では言及がなく、その異同をポイントとして衝いてないので、要点として指摘しておきたい。本当は、昨日の会見の席で、その場で気づいた記者が機転をきかせて詰問すべきだった。甘利明はもう閣僚ではないので、予算委の審議の場で野党から追及を受ける機会がない。一週間、ずっとウソをついて国民を欺いていたことを、NHKの生中継で本人に質すことができない。急に記憶が鮮明になるのはおかしいじゃないかと、甘利明の面前で誰かが痛言するべきで、甘利明の弁解を取るべきだった。