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2016-07-16 15:21:00
テーマ:
政治・経済
天皇陛下の生前退位の件。最初に発表されたのは7月13日のNHKの7時のニュースだった。衝撃の一報だったが、生前退位を望む現天皇陛下の意向やその理由を説明し、視聴者である国民に告知と説得をするような、生前退位について前向きな報道だった。私は、すぐにこの考え方が両陛下からそのまま発信されたもので、天皇陛下の重要な決断であることを察し、また、NHKがここまで既成事実的に報道するのだから、政府内の根回しもほぼ終わって、前向きに手続きが始まるのだろうと期待した。だが、一日経って様相は一変し、マスコミ各社から否定的な反応が次々と出ている。日テレは、「天皇陛下の生前退位は無理」と言った政府関係者の発言を紹介、肝心のNHKも「政府は慎重に対応検討か」などと論調を後退させている。明らかに、政府側から巻き返しが起こっていて、生前退位を潰そうとしているのが安倍晋三であることは明白だ。これが天皇陛下と安倍晋三との政治闘争である事実を、世の中でどれだけの人が察知し認識していることだろうか。好き勝手にはさせないぞという、安倍晋三の強烈な独裁意志が看取される。二人の二度目の戦いだ。一度目は10年前の女性天皇のときだった。あのときも、最初に天皇陛下の意向がマスコミに出て、その方向で決まるかと思いきや、安倍晋三と右翼が怒濤の逆襲で阻止してしまった。