2016-08-25 23:51:00
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朝日新聞のSEALDs特集を切り抜いて保存することにした。証拠として残しておくためである。石松恒、藤原慎一の署名のある朝日政治部によるSEALD運動の総括が、果たしてどこまで減価償却に耐えられ、時間的に価値を維持できるか確認するためである。私の予想では、かなり早い時期にこの特集記事は意味を失って腐ってしまう。スターリン著の『ソ連共産党(ボ)小史』のような、評価が転覆して読むに耐えられない、陳腐でうしろめたい代物になり、後から検証の槍玉にあげられて指弾を受ける不面目な政治テキストとなるだろう。朝日新聞だけではないが、左系メディアによる判で押したようなSEALDsの偶像化は、歴史の捏造であり真実を隠蔽する政治工作である。異常な美化と称賛の散りばめであり、正確な実像を客観的にジャーナリズムしたものではない。本来、SEALDsの成り立ちについては、2012年のTAZに触れないわけにはいかないはずで、Wikiにも情報が出ているのだが、朝日の特集ではきれいにオミットされている。しばき隊との関係性を跡づける事実がマスクされている。昨年、SEALDsの紹介本として7万部を売った河出書房新社の『高橋源一郎xSEALDs民主主義ってなんだ』には、TAZの件が登場する。