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2016-09-15 19:23:00
テーマ:
政治・経済
しばき隊リンチ事件の裁判が大阪地裁で始まった。どんな裁判になるか注目していたが、被告側が用意周到に戦略を練って臨んでいて、冒頭の現時点では被告側が裁判の主導権を握った形勢にある。裁判の戦いの火蓋を切るに当たって、被告側は三つの戦略戦術を同時に打ってきた。第一は、9月8日付官報に公告された高島弁護士に対する新潟弁護士会による懲戒戒告処分の衝撃であり、第二は、9月10日に公表された辛淑玉のFBコメントであり、第三に、被告であるLKの所在不明に絡んだ裁判分離の仕掛けである。客観的に評価して、作戦として非常に綿密で大胆で秀逸だ。そして狡猾である。しばき隊らしいマヌーバー。しばき隊は裁判までの時間を無駄にせず、打てる手を考えて計略をめぐらし、八方策を尽くして必勝の態勢で裁判を迎えた。この戦略ミックスの投擲と被弾によってネットの界隈は動揺を起こし、被害者である原告側の勝利を確実視していた空気の雲行きが怪しくなっている。第一の懲戒戒告の件は、今のところ内容が掴めないので論じようがないが、処分と公告のタイミングを裁判直前に合わせてきたことは偶然とは考えにくく、神原元としばき隊を支援する司法関係者の法曹界での権力の大きさをまざまざと見せつけられた格好だ。示威としてこれ以上効果の大きな爆弾はない。