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【無料公開】2024年2月10日 東京11R クイーンカップ(G3)有力馬事前情報
2024-02-10 08:21:00
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東京競馬場5日目11R
第59回
クイーンC
芝 1600m/GⅢ/3歳牝/国際/別定


過去10年の勝ち馬で16年メジャーエンブレム、19年クロノジェネシス、21年アカイトリノムスメの3頭と、2着馬では15年ミッキークイーン、17年アエロリット、22年スターズオンアースの計6頭がのちにG1馬となった登竜門。

東京芝1600mはNHKマイルC、安田記念、ヴィクトリアマイルが行われる舞台でもあり、この条件で行われれる重賞は格を問わずにレベルが高くなる。同じことは東京芝1800mにも言え、日曜の共同通信杯が多くの活躍馬を輩出することにも通じている。

トライアル指定レースではなくとも、このレースを制した馬は牝馬2冠でも上位候補として扱う必要があるだろう。それだけ重要度の高い一戦だけに、関西からも素質馬がやってくる。今年もサフィラとクイーンズウォークの2頭は強力で、これらの走りは要注目だ。

現時点での3歳牝馬の賞金上位馬を確認しておきたい。クラシックは常に賞金面との戦いでもあり、それが厩舎の本気度に直結しやすい。例年で言えば、桜花賞はだいたい賞金1500万あたりがボーダーになる。賞金面と鞍上の確定情報は日々更新されていくので、これについては今からずっとチェックしておきたい。
5250万 アスコリピチェーノ
3900万 レガレイラ
2900万 コラソンビート
2300万 イフェイオン
2200万 ステレンボッシュ
2000万 チェルヴィニア
2000万 カルチャーデイ
1900万 アンモシエラ
1650万 マスクオールウィン
1600万 ドナベティ
1600万 ナナオ
1600万 ライトバック
1600万 ワイドラトゥール
(以下は1500万となり省略)





3枠3番
アルセナール
牝3/55kg 
ルメール/木村哲也
騎手厩舎連対率:47%
東京芝:1-0-0-0
芝1600m:1-0-0-0
最高タイム:1.36.1
《期待値65%》

新馬戦は最後の直線で追い出してから少しもたつき、とても前には届かない位置から一瞬で差し切りV。
まさにワープという表現がピッタリで、ギアが上がってからの一瞬の伸びは姉ナミュールを彷彿させるものだった。
「1回使った後にしっかりと休んだので馬は元気な状態です。気性面は特に問題はないですね。そういう意味では一発で決められたのは大きかった。レース間隔をあけられたのは有利に働くと思っています」と指揮官。
この血統らしくゲートに課題は残すものの、一度実戦を経験したことで反応は変わってきそうだ。
厩舎の同世代にはホープフルSを勝ったレガレイラや、アルテミスSを制したチェルヴィニアなど素質馬がズラリと揃うが、それらと比べてもポテンシャルは劣っていないとのこと。無傷の2連勝でこの馬もクラシック路線へ送り込むことができるか、期待は大きい。



4枠4番
サフィラ
牝3/55kg 
松山弘平/池添学
騎手厩舎連対率:31%
東京芝:0-1-0-0
芝1600m:0-1-1-1
最高タイム:1.33.3
《期待値65%》

阪神JFは外目の枠が祟って4着も、師は「前走はパドックでテンションが高かった。その割によく頑張ったと思います。
まだポテンシャルだけで結果を出している感じ。肉体面や精神面が追いついてくるのはまだ先ですが、徐々にその差は埋まってきていると思います」と振り返る。

中間はイイ動きを連発して「すごい切れのある動きでした。時計面でも楽に動けているし、さらにもう一つ良くなっています。これから春を終え、夏を越してグッと良くなってくると思いますが、現時点でも素晴らしい馬ですよ」と満足げ。
「輸送は新潟、東京と経験していますし、カイ食いも心配していない。あとはパドックでのテンションが鍵ですね」とポイントを挙げる。
阪神JFで1番人気に支持された実力を改めて見直したい。




4枠5番
ガビーズシスター
牝3/55kg 
キング/中野栄治
騎手厩舎連対率:50%
東京芝:未経験
芝1600m:未経験
最高タイム:未経験
《期待値55%》

定年解散まであと1ヵ月となった中野栄治厩舎だが、年明けから絶好調を維持。
複勝圏内率は41%で、これは全国6位の高水準。「解散が勿体ない」と言われるほどの活躍だ。

同馬はダートを2戦して重賞挑戦。実は先週も芝の特別戦に登録があったように、3戦目の今回は芝を使いたい気持ちがあるよう。
先週の時点でこのレースがフルゲート割れが濃厚と伝わるや、「それなら重賞に使おう」ということでコッチに回ってきた。ただ、血統的にはハッキリとダート向きだけに、スタッフも「芝は正直いって未知数かな」と半信半疑の様子。なお、調教師は当日は東京ではなく小倉に向かう予定とのこと。



5枠6番
モリノレッドスター
牝3/55kg 
横山武史/鈴木伸尋
騎手厩舎連対率:23%
東京芝:0-1-0-0
芝1600m:1-1-0-0
最高タイム:1.34.4
《期待値60%》

ひと言でレースセンスがいい。
新馬はアルセナールの強襲に遭ってしまったが、普通は勝っていた競馬だったし、前走は15番枠からスッと好位を奪い、早め先頭の正攻法で押し切った。鈴木伸師は「新馬の時にいい走りをしていた左回りは問題ない。素直な馬だし楽しみにしています」と人気ほど差はないとの見立て。




5枠7番
コスモディナー
牝3/55kg 
松岡正海/伊藤伸一
騎手厩舎連対率:11%
東京芝:未経験
芝1600m:0-0-0-1
最高タイム:1.33.6
《期待値60%》

阪神JFの馬体重はマイナス22キロ。馬体が示す通りに馬体が寂しく見え、さすがに踏ん張りが利かなかった。
あれが能力と考えるのは早計だろう。状態が万全じゃないながら、当時の1番人気馬サフィラとはコンマ3秒の差でしかない。
この馬を高く評価する松岡は1週前に騎乗して「ハードに追い切りましたが、いい調教ができました。動きは良かったし、フットワークは走る馬のそれです。馬は徐々に成長していますよ」と相変わらず評価は高い。心配される馬体重も「現状で460キロくらい。カイバは食べているし、調教を詰んでも馬体は減っていない。これを維持できれば本来の力を発揮できるはず」と改めての構え。




6枠8番
ルージュスエルテ
牝3/55kg 
横山和生/国枝栄
騎手厩舎連対率:17%
東京芝:1-0-0-1
芝1600m:未経験
最高タイム:未経験
《期待値60%》

21年にアカイトリノムスメがV。09年ダノンベルベール、16年フロンテアクイーン、20年マジックキャッスルも2着に好走と、このレースと相性の良さを誇る国枝厩舎。現在2連勝中の同馬に対しては「相手が強くなる今回が試金石」と挑戦者の立場を打ち出している。
国枝師は「スピードは十分にある。ただ、スイッチが入るのが早いからマイルで落ち着いた競馬ができるかどうか…。
レースは行っちゃってる感じなので、できれば行かせたくないね」とコメント。スタート次第ではあるが、控えて差す競馬を試したい気持ちがあるようだ。なお、国枝厩舎は阪神JF2着ステレンボッシュは桜花賞直行し、2戦2勝のミラビリスマジックはチューリップ賞で権利獲りを狙って、“3本の矢”で桜のタイトルを狙う構え。





7枠11番
ルージュサリナス
牝3/55kg 
キングス/木村哲也
騎手厩舎連対率:0%
東京芝:1-0-0-0
芝1600m:1-0-0-0
最高タイム:1.34.1
《期待値60%》

木村厩舎はアルセナールと2頭出し。
ルメールが向こうに騎乗することを考えたら厩舎としては2番手扱いになるが、決して評価が低いわけではない。
デビュー戦で乗ったルメールも「良い瞬発力がある」と高く評価していたし、重賞でも上位を狙えるという判断があったからこそ使ってきた。





8枠12番
テリオスサラ
牝3/55kg 
戸崎圭太/高柳瑞樹
騎手厩舎連対率:35%
東京芝:0-1-0-0
芝1600m:0-1-0-1
最高タイム:1.33.9
《期待値60%》

フェアリーSは出遅れて後方から。これまで先行していた馬にとっては勝手の違う競馬になって戸惑っていたが、終いは目立つ伸び脚を披露してコンマ4秒差まで詰め寄った。あの競馬を見ると「出遅れてなければ勝ち負けしていたんじゃ…」と感じる人も多いだろう。能力は重賞でも通用するのが証明された形になった。

今回も鞍上が替わって戸崎と新コンビ。稽古に乗った鞍上は「全体的にいいフットワーク。ちょっと左に流れる感じがあるが、決してバランスが悪いわけではない」と好感触を得た様子。高柳瑞師は「ゲート練習はしつこくやっている。前回と違ってうるさくないので、そのまま本番へ行ければ」と策を尽くしている。




8枠13番
クイーンズウォーク
牝3/55kg 
川田将雅/中内田充
騎手厩舎連対率:47%
東京芝:未経験
芝1600m:未経験
最高タイム:未経験
《期待値65%》

半兄に朝日杯FS覇者のグレナディアガーズを持つ血統馬が予定通りに重賞に初挑戦する。
新馬戦は勝ち馬に逃げ切られて2着だったが、2戦目で初勝利。外から上がり33秒7の豪脚を繰り出し快勝。血統馬らしくなかなかスケールの大きい走りをする。グレナディアガーズというよりは父キズナが色濃く出ているタイプで、桜花賞というよりはオークスのほうを意識しているようだ。

助手は「ここへ向けて調整は順調です。1週前はジョッキーに乗ってもらい、動きや反応などの確認も行ってもらいました。イイ動きでしたね。良血馬に相応しい雰囲気になってきました。長距離輸送や左回りも初めてと課題もありますが、そこは素質でクリアしてくれると思います。春へ向けていい走りをして欲しい」と期待する。口ぶりからは“まず好走必至”というのが伝わるトーンだ。

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