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【無料公開】2024年2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)有力馬事前情報
2024-02-10 22:03:00
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東京競馬場6日目11R
第58回
共同通信杯
芝 1800m/GⅢ/3歳/国際/別定


このレースはザックリ言うと、末脚の爆発力が問われる一戦。昨年もこのレースからダービー馬を輩出しているように、大きな舞台のことも意識して検討していく必要がある。そしてレース後の結果分析をシッカリ行うことでダービーのイメージも掴みやすくなる。
さて、昨日のクイーンCでは3歳牝馬路線の賞金上位を確認したが、牡馬の方もシッカリと確認しておこう。クラシックは常に賞金面との戦いでもあり、それが厩舎の本気度に直結しやすい。牡馬の賞金2000万以上は以下の通り。(なお、ダート・短距離路線は除く)
5800万 ジャンタルマンタル
3400万 シンエンペラー
2450万 ダノンデサイル
2450万 ビザンチンドリーム
2450万 ノーブルロジャー
2400万 エコロヴァルツ
2350万 ロジリオン
2300万 シュトラウス
2090万 サンライズジパング
2000万 ゴンバデカーブース
2000万 セットアップ
1700万 アーバンシック
例年で言えば、だいたい賞金2000万あたりが皐月賞ボーダーになるが、今年は今の時点でこれだけ馬が揃っていればもっとボーダーが上がる可能性がある。賞金面と鞍上の確定情報は日々更新されていくので、しっかりとチェックしておきたい。





1枠1番
ベラジオボンド
牡3/57kg 
岩田望来/上村洋行
騎手厩舎連対率:38%
東京芝:未経験
芝1800m:1-0-0-0
最高タイム:1.47.5
《期待値65%》

年末の新馬を楽勝。好位から上がり最速で抜け出す競馬で3馬身差の快勝について「まだポテンシャルだけで走っているが、センスのあるすごくいい勝ち方だった」と陣営は振り返る。(3馬身差のVは昨年12月の阪神新馬戦勝ち馬17頭の中で先週のきさらぎ賞を制したビザンチンドリームとこの馬だけ。)
今回は一気の相手強化となるが、「馬体の完成はまだまだだが、速いところへいくといい走りをする。前走のレース後もすぐに息が入っていてびっくり。こんな新馬は初めて。心肺機能は一級品だと思う。これからが楽しみ」と重賞にチャレンジしてもやれる手応え。ビザンチンドリームに続いて、新馬Vからの連勝でクラシックに名乗りを上げるか。
1つ上の僚馬ベラジオオペラ(←京都記念に出走)も千葉サラブレットセール出身の同じロードカナロア産駒だったが、その先輩も2戦目で東上してセントポーリア賞を勝ち、続くスプリングSで重賞制覇を飾った。管理する上村師は「昨年の今ごろのオペラと似ている。緩さはあるけど、持っている能力はあると思う」と期待を寄せる。




2枠2番
ディマイザキッド
牡3/57kg 
キング/清水英克
騎手厩舎連対率:66%
東京芝:未経験
芝1800m:0-1-0-0
最高タイム:1.50.1
《期待値60%》

3戦目で未勝利Vと戦績的には強調しづらいが、「前走の時計は同じ舞台だったホープフルSの5着ミスタージーティと同じ。3戦すべてて最速の上がりだし、この馬の良さを活かせればそんなに差はないはず」と師は前向き。最後は差し切れないところから差したし、なかなかのキレがある。中山の急坂であれだけの脚は凡馬でないことの証。フリージア賞と両にらみで重賞挑戦を決めたように、陣営はそれなりに色気を持っている。





3枠3番
フォスターボンド
牡3/57kg 
横山武史/中川公成
騎手厩舎連対率:22%
東京芝:1-1-0-0
芝1800m:未経験
最高タイム:未経験
《期待値60%》

デビューから2戦とも2000mを使われてどちらも上がり最速。中距離で鋭い脚を使えるタイプで、末脚だけ見ればここでも十分に通用しそうな印象を受ける。鞍上の横山武には3歳牡馬路線では京成杯2着のアーバンシックがお手馬にいるが、フォスターボンドとファビュラススターもお手馬候補に考えているようで、高い評価を与えている。
前走後は山元トレセンに放牧に出し、師は「体高、体重ともに増えて大きくなった。全体的にまだ緩くゲートが出られないところがあったが、しっかりしてくれば違うはず。追ってからいい脚を使えるので、発馬を決めてそれなりの位置で競馬できれば」と自慢の末脚を生かす構え。




4枠4番
ミスタージーティー
牡3/57kg 
坂井瑠星/矢作芳人
騎手厩舎連対率:24%
東京芝:未経験
芝1800m:未経験
最高タイム:未経験
《期待値65%》

ホープフルSは見ての通りのドン詰まり。あの着差が能力でないことは調教師が辛辣なコメントを出したことからも分かる。まともだったら2着シンエンペラーと同等くらいの着順で走れていたのは明らかだろう。
中間は放牧に出さず在厩でじっくり乗り込んでいるし、コースと坂路で思い通りの調整が出来ている。前走時も「本当は東京の方が良い」と言っていたくらいなので、この舞台なら前走のようなことはないはず。「輸送で体をキープできるかどうかだけかな。能力は疑いようがないし、普通にチャンスです」と厩舎も改めての構え。




5枠5番
ショーマンフリート
牡3/57kg 
ルメール/手塚貴久
騎手厩舎連対率:45%
東京芝:未経験
芝1800m:未経験
最高タイム:未経験
《期待値60%》

「もう少し体が増えてほしい」と言っていた前走でプラス18キロ。馬体は全然あれで悪くなかったけど、結果として伸びずバテずの5着に終わった。敗因を探すと「緩い馬場が良くなかった」と厩舎サイドは結論付けている。いかにも跳びが大きい走法だけに、間違いなく奇麗な馬場向き。それだけに今の東京なら反撃は必至。
手塚師は「1回使って良くなっているし、前回より一段ギアを上げて追い切った。瞬発力勝負より自分から動いて長く脚を使う乗り方の方がいい」と注文を付けた。中4週で臨む今回はルメール起用で巻き返しを期す。話




6枠6番
エコロヴァルツ
牡3/57kg 
武豊/牧浦充徳
騎手厩舎連対率:60%
東京芝:未経験
芝1800m:2-0-0-0
最高タイム:1.48.8
《期待値65%》

朝日杯FSは4角最後方から大外を豪快に伸びた。陣営は「後ろからいけることが分かっただけでも収穫があった。これなら距離は大丈夫」と惜しい2着を悔やむどころか、先へ向けて手応えを掴めたことを喜ぶ。そしてここはダービーを意識しての東京遠征。馬場を経験させることが目的としてこのレース参戦を決めた。
今年の牧浦厩舎の成績は【4.5.2.14】とリーディング上位級の活躍を見せている。とりわけ、連対率36.0%は3位、複勝率44.0%は4位という好成績。番組的にたまたま上手くいってるのも確かだが、ここまでの成績は明らかにこれまでの弱小厩舎の数字ではない。ノーザンがほとんどおらず、セールでせいぜい3000万円までの馬しかいないラインナップを考えたらこの数字はかなり立派だろう。
「結果的にレースの幅は広がったが、本来は先行していた馬なので」と今回は本来のスタイルに戻る可能性もある。朝日杯で敗れたジャンタルマンタルに借りを返してクラシックの主役に躍り出るか。




7枠8番
ジャスティンミラノ
牡3/57kg 
戸崎圭太/友道康夫
騎手厩舎連対率:16%
東京芝:1-0-0-0
芝1800m:未経験
最高タイム:未経験
《期待値60%》

先週のきさらぎ賞では同厩舎のシヴァースが新馬勝ち直後に臨んでハナ差の3着。惜しい競馬で金星を逃したが、さすがの厩舎力は見せた。今週は同じく新馬勝ち直後でジャスティンミラノが重賞にチャレンジする。
この馬の新馬戦は東京で勝ち上がり。輸送は無事クリアできて、レース当日も落ち着いて臨むことが出来たのは収穫。スローペースでも余裕を持って追い出して強い競馬だった。「新馬戦よりもストライド大きくなって、さらに成長を感じる。メンバーは揃っているけど期待はありますよ。マーカンドも走る馬だって言ってくれましたので」と助手。大幅な上積み分を考慮すれば軽視は禁物。




8枠9番
ジャンタルマンタル
牡3/57kg 
川田将雅/高野友和
騎手厩舎連対率:50%
東京芝:未経験
芝1800m:1-0-0-0
最高タイム:1.47.4
《期待値65%》

デビューから無傷3連勝を飾り、最優秀2歳牡馬の座に輝いた。主役として迎える今年の始動戦は共同通信杯を選択。社台系の期待馬は近年は皐月賞直行がトレンドとなっているが、この馬はトレンドとは逆行したローテを採用してきた。
その理由について「とにかく東京コースを事前に経験させておきたかった。距離を試す意味でもちょうどいいレース」と師は語る。既に賞金を持っている立場だけに、先のエコロヴァルツ同様に、馬場経験が目的というのが伝わってくる。
とはいえ、単なる叩き台ではない。1週前追いは川田を背に栗東坂路で秀逸な動きを披露した。軽やかな脚取りで、気合をつけられると一気に加速。抜群の瞬発力で刻んだラスト1F11秒6は、その日の最速タイだった。高野師は「動きは前回よりも成長しています。全く無理せず、いい動きでした。今日は非常に良かったです」と満足げ。
「無敗のチャンピオンとして負けられない。もちろん負けたくないです。穏やかに走ってくれれば、おのずと結果が出るのではと思います」と意気込みは十分だ。春に待ち構える最大目標へ向けて、最高のスタートダッシュで弾みをつけるか。



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