事後公開します。
■調教診断
■[6+-]ゼーヴィント 1着
南Wで3頭併せで強めに追われて併入。終い重点でラスト11秒台。攻め駆けしないため少し地味に映るが、乗り込んでまずまず仕上がった。
■[6+-]マイネルフロスト 2着
南Wで強めに追われた。ダマシっぽい追い方。少し頭が高いが、こういうタイプ。馬体の張りが良く、馬は元気一杯。前走のデキをキープ。
■有力馬診断
■[6+]マイネルフロスト 2着
14年に毎日杯を勝ち、ダービーで3着に入った馬。その後は15年の福島民報杯の1勝しかしていないが、芝2000mのG3では[0-2-1-4]で中山金杯2着、新潟大賞典2着、鳴尾記念3着がある。今年は中山金杯12着、AJC杯11着と惨敗が続いたが、ブリンカーを装着して復調してきた。2走前の新潟大賞典は2番手からメンバー5位の34.3秒で伸びてハナ差の2着。57キロを背負っており、勝ったサンデーウィザートとは斤量2キロ差があった。前走鳴尾記念は3番手からメンバー7位の34.2秒で伸びて0.3秒差の3着。前半5F61.6秒のスローペースで道中行きたがっていた。切れより地力タイプのため、スローの上がり勝負では厳しかったが、それでも丹内騎手はスローに同調して動かなかった。
前2走は丹内騎手が騎乗して重賞で2、3着と復調をしてきたが、今回は柴田大騎手を乗せてきた。陣営は前走の丹内騎手の消極的な騎乗が納得いかなかったのだろう。福島芝2000mでは15年の福島民報杯を3番手からメンバー3位タイの35.7秒で早めに抜け出して1分59秒1で勝っている。調教と実戦が結びつきやすいタイプ。最終調教は南Wで強めに追われたが、馬体の張りが良く、元気一杯の動きを見せた。叩き3戦目で引き続き調子は良さそう。先行して抜け出すのが好走パターンでヴォージュと同じようにマルターズアポジーを見ながら直線で抜け出しを狙うレースになる。ハンデ57キロは背負い慣れた斤量。勝ち切れないタイプのため、脚元をすくわれる可能性があるが、前が残れる展開ならしぶとく粘るとみる。
---
調教診断は6頭、有力馬診断は2頭を取り上げています。
有力馬診断では狙える理由を長文で詳しく解説しています。