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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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函館記念 レース展望
2017-07-12 19:28:00
テーマ: レース展望
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7月16日(日)に行われる函館記念のレース展望です。

今年は何かが起こりそう・・・

サマー2000シリーズの第2戦。過去10年で1番人気は[0-2-0-8]で2連対。11年以降3着以内がなく不振が続いている。2番人気は[2-0-2-6]で2連対、3番人気は[3-0-0-7]で3連対。6~9番人気が5連対、10番人気以下が4連対。10年のうち8年で6番人気以下が連対している。最近5年の馬連は98倍、35倍、50倍、81倍、108倍で中穴以上の決着が続いている。ローカルのハンデ重賞でかなり波乱傾向が強い。

トップハンデは[1-1-0-8]で2連対。12年まで連対がなく不振が続いていたが、13年は57.5キロの3番人気トウケイヘイローが勝ち、14年は58キロのダークシャドウが2着に入っている。今年のトップハンデは昨年の函館記念の勝ち馬で58キロのマイネルミラノ。前走巴賞連対馬は[0-1-0-13]、1番人気では[0-1-0-3]。前走巴賞6~9着馬は[0-4-2-11]で連対した4頭は7、9、10、13番人気。穴で要注意。

サトノアレスは2歳時に未勝利、ベコニア賞、朝日杯FSを3連勝。3歳春はスプリングSが0.3秒差の4着、皐月賞が0.6秒差の11着。賞金は足りていたが、距離を考慮してダービーを使わず夏に備えて休養。復帰戦の巴賞は4番手からメンバー3位の34.1秒で抜け出して1分46秒5で優勝。最後にアングライフェンにクビ差まで迫られた。前走巴賞を勝ったG1馬が再度54キロで出走できる。藤沢和厩舎はJRAも味方につけたか。ルメール騎手は2000mでも大丈夫とコメントしたが、判断は間違っていることが多い。(ソウルスターリングの道悪適性など)

ステイインシアトルは前走鳴尾記念を前半5F61.6秒のスローペースで逃げてメンバー4位タイの34.1秒でまとめて1分59秒4で逃げ切り勝ち。スローペースに持ち込んで上がりをまとめて粘り込むのが勝ちパターンにしている馬に誰も絡まなかった。これまで前半5F60.0秒以下では[0-0-0-3]だが、それ以外では[5-2-0-0]で連対率100%。2走前の福島民報杯(1着マイネルミラノ)は前半5F58.1秒差で6着に終わっている。キタサンブラックと同様に絡まれるとモロいタイプ。武豊騎手がキタサンブラックの乗り方ができれば。

昨年の函館記念3着馬で今年中山金杯を制したツクバアズマオー、昨年の函館記念勝ち馬マイネルミラノ、2走前の中山記念で2着に入ったサクラアンプルール、AJCC4着、金鯱賞5着のルミナスウォリアー、昨年の函館記念2着馬ケイティープライド、前走巴賞2着のアングライフェン、同3着のナリタハリケーンなど。ツクバアズマオーは函館[1-2-3-2]で5着以内を確保。先週の七夕賞で3着に激走したソールインパクトと同様に相手なりに走るタイプ。サトノアレスはルメール騎手、ステイインシアトルは武豊騎手で人気を集めそう。今年は100万馬券の可能性がある。

★先週の予想結果

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プロキオンS 馬単2,010円 3連単16,380円的中!
穴馬はブライトライン、ザトゥルーエアー激走!

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