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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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オールカマー レース回顧
2017-09-29 20:46:00
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9月24日(日)に行われたオールカマーのレース回顧です。

ルージュバックは内を突いて初めて勝った。

エリザベス女王杯に繋がるか?鞍上は?


ルージュバックはスタートを決めて内ラチ沿いの4番手を進み、メンバー7位タイの33.9秒で最内から抜け出してレースを制した。勝ちタイムは2分13秒8。マイネルミラノが前半5F63.1秒のスローペースで大逃げという展開になり、好位につけた2頭で決着。ルージュバックは直線で外に斜行し、他馬の進路を妨害したが降着はなく、北村宏騎手が2日間騎乗停止になった。マイネルディーン、タンタアレグリア、アルバート、マイネルサージュが不利を受けている。2走前の金鯱賞では前に行って直線で前が詰まり8着に終わったが、好位につけて内から抜け出すレースをしたことが今回に繋がった印象。これで牡馬混合のG2、G3では[4-0-0-1]で勝率80%。ちなみに牝馬限定重賞では[0-2-0-4]で未勝利。牡馬混合G1では[0-0-0-3]で7着が最高。次走はエリザベス女王杯に向かう予定。今回55キロを背負って初めて勝ったが、エリザベス女王杯では56キロを背負う。そのあたりがどう出るか。

ステファノスはスタートを決めて好位につけ、メンバー7位タイの33.9秒で伸びて半馬身差の2着。スローペースで好位につけ、直線でひと脚使ったが、ルージュバックに切れ負け。これまで休み明けは差して届かないレースが続いていたが、大阪杯2着時と同様に好位につけたことが良かったのだろう。14年の富士S以降勝っていないが、少しずつ地力が強化され、好位につけてもひと脚使えるようになっている。距離2200mは微妙に長いため、スローペースになったことも良かったのだろう。前2年の天皇賞(秋)は2、3着。2年とも14番枠で外枠だった。内枠を引いて流れに乗るとメンバー次第で勝ち負けする可能性がある。

タンタアレグリアは7番手からメンバー5位の33.6秒で伸びて2着にクビ差の3着。直線入り口でごちゃついて外に持ち出すロスがあった。蛯名騎手は不利がなければもっと差を詰めていたとコメントしている。調教時点では馬体がフックラ映ったが、レースでは前走より8キロ減って太め感なく絞っていた。AJCCを勝ったコースだけに仕上げてきたのだろう。次走はジャパンCに向かう予定。東京芝2400mでは青葉賞2着がある。

マイネルミラノは前半5F63.1秒で大逃げし、メンバー15位の35.0秒で上がって0.2秒差の4着。スローペースで35.0秒で上がった逃げ馬が0.2秒差の4着に粘ったようにいかに前に行った馬が有利だったかを示している。1~3着馬はG2以上で実績のある馬。G3で楽逃げならまだやれそうだ。

アルバートは中団の後ろからメンバー6位の33.7秒で伸びて0.5秒差の7着。スローペースで上がりが速くなり過ぎ、位置取りの差が出たが、直線でごちゃついて大きく外に持ち出したことも堪えている。仕上がりは良かったが、流れがマッチしなかった。昨年2着のAR共和国杯に出走したら要注意。

モンドインテロは後方2番手からメンバー2位タイの33.5秒で追い込んで0.8秒差の8着。前が残る展開で後方2番手からでは厳しかった。田辺騎手は後ろから運ぶのはこの馬のスタイルとコメントしている。臨機応変に騎乗できる外国人騎手と日本人騎手の差は大きい。

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