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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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ラジオNIKKEI賞 レース展望
2022-06-30 12:27:00
テーマ: レース展望
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3歳限定の中距離ハンデ重賞。過去10年で1番人気は[2-3-0-5]で5連対。過去4年は6、2、9、4、6着で1連対のみ。2番人気は[3-0-0-7]で3連対、3番人気は[1-0-0-9]で1連対。6~9番人気が6連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は45倍、8倍、62倍、112倍、115倍で荒れている。過去5年の3連単は15万、2万、14万、17万、31万。10万馬券が狙える。

連対馬12頭が前走3着以内。前走1勝クラスを勝った馬が3勝している。前走4着以下から連対した8頭のうち6頭が前走G1、G2に出走していた。前走G2以上なら着順不問。惨敗馬も巻き返している。前走G1出走馬は[0-4-2-19]で3着以内に入った馬は8、9、11、11、12、16着に負け、9、14、7、9、11、5番人気だった。前走G1で惨敗した馬は人気になりにくい。近年の傾向から先行タイプに注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[2-1-1-29]で1、4番人気が勝ち、1番人気が2着、5番人気が3着。グランディア、ソネットフレーズ、フェーングロッテンが該当する。社台F生産馬は[1-1-2-12]で2番人気が勝ち、9番人気が2着、5、6番人気が3着。サトノヘリオス、ボーンディスウェイが該当する。追分F生産馬は[0-0-0-3]。ミッキーブンブンが該当する。

サトノヘリオスは芝2000mの未勝利、エリカ賞を最速上がりで差し切ってレコードで優勝。スプリングSは内枠スタートから中団の内につけ、最速タイの34.8秒で上がって0.2秒差の3着。G1のホープフルSは13着、皐月賞は17着に終わったが、G1以外では堅実に走っている。半兄エアアンセムは函館記念1着、福島記念3着がある。ハンデは55キロ。スリムな馬だけに輸送をこなして調子をキープできるかがカギ。

ソネットフレーズは新潟芝1600mの新馬戦を2番手から最速タイの34.5秒で抜け出して3馬身半差で圧勝。デイリー杯2歳Sは4番手から2位タイの33.5秒で上がってセリフォスにクビ差の2着。前走NHKマイルCは中団から全く伸びずに2.3秒差の17着。乗り込んでいたが、中身が伴っていなかったか。スプリングS3着馬ボーデンの半妹。ハンデは54キロ。距離1F延長とテン乗りの津村騎手がカギになる。

弥生賞3着馬ボーンディスウェイ、毎日杯2着馬ベジャール、白百合S勝ち馬フェーングロッテン、アネモネS勝ち馬クロスマジェスティ、プリンシパルS5着馬グランディア、前走1勝クラスを圧勝したゴーゴーユタカなど。ボーンディスウェイは芝2000m[2-0-1-2]で未勝利、葉牡丹賞を勝ち、ホープフルS5着、弥生賞3着。福島芝1800mは[0-1-1-0]。ハンデは55キロ。先行してしぶとさを発揮するか。

ベジャールは前走毎日杯で2番手から少し控え、2位の35.4秒で上がって0.1秒差の2着。560キロを超える大型馬。雨で渋ったタフな馬場が味方したか。トップハンデ56キロを背負う。田中博康厩舎は重賞初制覇なるか。フェーングロッテンは白百合Sを前半5F60.6秒で逃げて1分59秒8で優勝。2着は京都新聞杯2着馬ヴェローナシチー。ピクシーナイトの半弟。ハンデは55キロ。松若騎手が積極策で持ってくるか。

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