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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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オールカマー相馬眼予想(競馬アナリストGM)事後公開
2023-09-24 17:00:00
テーマ: 重賞予想・厳選予想
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有料版競馬道場で公開した予想を事後公開します。

<予想結果>
中山11R オールカマー
◎ローシャムパーク 1着
○タイトルホルダー 2着
穴▲ゼッフィーロ 3着(7人気)
単勝560円本線的中!(1点)
馬単2,620円本線的中!(4点)
馬連1,020円本線的中!(8点)
ワイド1,210円本線的中!(2点)
ワイド510円本線的中!(2点)
3連複5,380円的中!(14点)
3連単24,340円的中!(30点)

<少ない点数の買い目>(6点買い)
単勝560円的中!
馬単2,620円的中!
馬連1,020円的中!
ワイド1,210円的中!
ワイド510円的中!
★ 回収率986% ★


■オールカマー相馬眼予想

中山は晴れ、芝は稍重、ダートは重。風が強く馬場は回復する方向だが、少し湿り気は残りそうだ。開催3週目でB→Cコースに変更された。土曜は渋った馬場で前残りも外差しも決まっていた。馬場が緩いため、時計、上がりが掛かり、高速化が薄れている。オールカマーは流れが緩んでラスト4、5Fの持続力が問われる。

先週のセントライト記念は南西の風が強く、向こう正面が向かい風、最後の直線が追い風。道中内でタメて直線で外に出したレーベンスティールが勝っている。今日は北東の強い風で向こう正面が追い風、最後の直線が向かい風。同じような風だった今年の中山記念は馬群でタメたヒシイグアス(7枠11番)が勝っている。

次に展開だが、逃げるのはタイトルホルダー。好位にマテンロウレオ、ノースブリッジ、ウインマリリン、マリアエレーナ、中団にガイアフォース、ゼッフィーロ、ローシャムパーク、エヒト、アラタ、後方からジェラルディーナ、アサマノイタズラ、ロングランといった展開。タイトルホルダーの単騎逃げで流れは平均程度か。

過去5年の前半5Fと連対馬の脚質は、60.5秒(差し-先行)、61.8秒(逃げ-追込)、64.3秒(稍重)(差し-先行)、60.7秒(先行-差し)、61.1秒(好位-追込)。5番手以内につけた馬と差し追い込み馬での決着が続いている。近年は最速上がりを繰り出した馬の連対が多くなっている。

過去5年の勝ち馬は道中8、1、7、2、5番手、上がりは1、6、1、1、1位。2着馬は道中2、9、3、6、9番手、上がりは4、1、2、1、1位。ハナまたは2番手につければ遅い上がりでも粘り込める。道中5番手以下から差して連対した馬の上がりは全て最速。流れが緩んで上がりの速さが問われやすい。

過去5年の後半5Fは、59.0秒、58.0秒、58.7秒、59.1秒、59.5秒。後半4、5Fからペースアップして11秒台のラップが刻まれ、ラスト1Fが12秒台前半になるのがパターン。中山は直線に急坂があるが、秋開催は全面野芝で時計が出やすく、後半5Fを高速ラップでまとめる持続力が問われる。

1番人気のタイトルホルダーはG1を3勝しており実績断然。中山のG2は[3-0-0-1]で逃げたときは3戦3勝。日経賞を8馬身差で圧勝が強過ぎたため、天皇賞(春)はマークされ、道中競られてタフなレースになり横山和騎手の判断で競走中止。怪我はしていない。休養して立ち直っているのかが焦点になる。

函館記念を勝ったローシャムパークを狙う。良&稍重では[5-2-1-0]で大事に使って少しずつパフォーマンスを引き上げ、前走函館記念で重賞初制覇。これまでは早めに上がって行くレースをしていたが、タメても切れる脚を使えるようになった。まだ完成されていないが、前走でリミッターは外れたのではないか。

昨年のセントライト記念はガイアフォースに0.5秒差の3着に負けたが、上がりは同じ2位の35.0秒。今回は逆にローシャムパークが夏に使っている。ルメール騎手では[3-1-1-0]。今年の重賞で田中博厩舎は2番人気以内なら[4-0-1-0]。最後の直線が向かい風で上がりが掛かると差し切りがある。

タイトルホルダーは逃げ馬不在で単騎逃げが打てる。スローで逃げると切れ負けするため、平均程度の流れで後続を脚を使わせ、4コーナーから直線でアドバンテージを取るのが勝ちパターン。ただし今回は直線が強い向かい風でアドバンテージを取れるのかどうか。強い向かい風でラスト1Fのラップが落ちると2、3着もある。

穴はゼッフィーロ。[4-3-2-1]で前4走は上がり最速。前走目黒記念は17番手から最速の33.5秒で追い込んで0.2秒差の4着。1枠1番から川田騎手がわざと後方からのレースをしている。勝ったのは同じ社台RHのヒートオンビート。パドックでは馬体の張りが良く、馬は元気一杯でやる気十分だった。

大外をブン回して最速上がり。1枠1番からまともなら勝っていた。右回りは[2-2-0-0]で3戦が上がり最速。道悪は[2-1-0-0]。戸崎騎手はオールカマーで好成績。池江厩舎のディープインパクト産駒。重心の低いフットワーク(車でいえばプリウス)で空気抵抗が少ない。向かい風を味方に激走がある。

ガイアフォースは昨年のセントライト記念を6番手から最速の34.7秒でアスクビクターモアとの叩き合いを制して2分11秒8で優勝。芝2000~2200mは[3-1-0-1]。前2走マイル出走で行きっぷりが良くなり好位置につけられる。夏場は[2-1-0-0]。西村騎手が強気に早めに動いて持ってくる。

ジェラルディーナは昨年オールカマー、エリザベス女王杯を2連勝。前走宝塚記念は武豊騎手が強引に捲って4着。昨年のオールカマーは2番枠からロスなく回って内から抜け出した。社台の馬がロスなく進められる4枠6番。ズブくなって後方からのレースが続いている点がリスク。中団につけて直線で捌ければ突っ込んでくる。

エヒトは小倉記念を1分57秒8で圧勝。AJCCは外から最速の34.4秒で差して0.1秒差の2着。菅原騎手は厳しい位置からでもガツンと追って持ってくる。ノースブリッジはAJCCを2分13秒5で優勝。稍重以上は[3-0-1-0]で緩い馬場はプラスに働く。岩田康騎手は今年の重賞で3着止まりが続いている。

本命ローシャムパーク、対抗タイトルホルダー、準対抗(穴)ゼッフィーロ、押さえガイアフォース、ジェラルディーナ、エヒト、ノースブリッジ。

馬券は単勝◎、馬単・馬連・ワイド◎=○▲を本線に馬連◎-△注☆、○-▲が押さえ。3連複は上位5頭ボックスとフォーメーション◎→○▲→☆の14点。3連単は1着固定◎→○▲△注☆の30点。

少ない点数でまとめるなら単勝◎、馬単◎→○、馬連◎-○▲、ワイド◎-○▲の6点。前走函館記念でブローザホーンに勝ってリミッターが外れた感があるローシャムパークがルメール騎手で外から差し切るという見立て。相手は単騎でマイペースで逃げられるタイトルホルダー。前走1枠1番から不可解なレースでわざと負けた池江厩舎のディープインパクト産駒ゼッフィーロ(社台RH)に注意。

◎ローシャムパーク
○タイトルホルダー
▲ゼッフィーロ
△ガイアフォース
注ジェラルディーナ
☆エヒト
☆ノースブリッジ

<予想結果>
中山11R オールカマー
◎ローシャムパーク 1着
○タイトルホルダー 2着
穴▲ゼッフィーロ 3着(7人気)
単勝560円本線的中!(1点)
馬単2,620円本線的中!(4点)
馬連1,020円本線的中!(8点)
ワイド1,210円本線的中!(2点)
ワイド510円本線的中!(2点)
3連複5,380円的中!(14点)
3連単24,340円的中!(30点)

<少ない点数の買い目>(6点買い)
単勝560円的中!
馬単2,620円的中!
馬連1,020円的中!
ワイド1,210円的中!
ワイド510円的中!
★ 回収率986% ★

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