4年ぶりに阪神ダ2000mで行われる。過去10年で1番人気は[3-1-0-6]で4連対。17年以降は[1-0-0-5]で連対は単勝1.7倍のカフェファラオのみ。2番人気は[1-2-2-5]、3番人気は[1-2-2-5]で各3連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は6、7、7、7、11番人気。阪神で行われた過去3年の馬連は271倍、34倍、55倍で中穴以上の決着が続いている。
年齢別では3歳[3-2-0-8]、4歳[3-0-3-18]、5歳[3-4-2-35]、6歳[1-2-5-23]、7歳[0-1-0-20]、8歳以上[0-1-0-13]。3歳馬は5番人気以内なら[3-2-0-5]。7歳以上は1連対のみ。トップハンデは[0-1-3-11]で1連対。1番人気は[0-0-0-2]。58キロ以上は[0-1-1-5]で3番人気が連対。時々3着以内に来るが率は低い。
過去10年でノーザンF生産馬は[1-5-1-8]で4番人気が勝ち、1、2、3、5、7番人気が2着、3番人気が3着。3着以内に入った7頭のうち6頭が5番人気以内だった。フルヴォートが該当する。社台白老F生産馬は[0-0-0-2]で3着以内がない。トウセツが該当する。社台F生産馬は[1-0-0-10]で2番人気が優勝。今年は該当馬がいない。社台馬主の馬はフルヴォート(キャロットF)のみ。
ハギノアレグリアスはダート[6-4-0-3]、重賞は[1-3-0-1]で名古屋大賞典で重賞初制覇。中央のダート重賞ではみやこSがサンライズホープに頭差の2着、東海Sがプロミストウォリアに2馬身差の2着、平安Sがグロリアムンディに2馬身半差の2着。前走帝王賞は7番手から伸び切れず0.8秒差の4着。G1で少し底を見せたか。阪神ダートは[2-1-0-0]だが、トップハンデ58.5キロがどう出るか。岩田望騎手とは[2-1-0-1]で好相性。
ヴァンヤールはダート重賞[0-2-1-2]で名古屋GPでペイシャエスにハナ差の2着、アンタレスSでプロミストウォリアに半馬身差の2着、平安Sでグロリアムンディに0.6秒差の3着がある。平安Sで2着ハギノアレグリアスとは同斤で0.2秒差だったが、今回はヴァンヤールがハギノアレグリアスより1.5キロ軽い57キロで出走できる。阪神ダートは全て1800mで[1-2-0-2]。荻野騎手では[3-4-3-3]、重賞では[0-2-1-1]。重賞初制覇なるか。
スレイプニルS2着馬ヘラルドバローズ、川崎記念3着馬ニューモニュメント、昨年のレパードS勝ち馬カフジオクタゴン、BSN賞勝ち馬アイコンテーラー、JDD2着馬キリンジ、浦和記念勝ち馬クリノドラゴン、前走3勝Cを勝ったトウセツ、フルヴォートなど。ヘラルドバローズは阪神ダート[3-1-0-1]でダ2000mでは仁川Sでメイショウフンジンの2着がある。重賞実績がない4歳馬でハンデは56キロ。ダートの稍重以上では[2-3-1-0]。土曜は雨は降らない予報。
ニューモニュメントはダート重賞[0-0-2-2]で川崎記念でウシュバテソーロ、テーオーケインズの3着がある。OP特別は[2-5-3-6]。阪神ダートは[1-0-2-6]。テン乗りの川田騎手が騎乗する。カフジオクタゴンはダ2000m[1-0-1-1]で阪神の鷹取特別(2勝C)を3馬身差で圧勝。近走は善戦止まりが続くが、距離延長で地力を発揮するか。アイコンテーラーは初ダートのBSN賞を3番手から抜け出して2馬身差で圧勝。得意の新潟、54キロの軽ハンデで8番人気で激走した。ハンデは1.5キロ増の55.5キロ。河内厩舎は5年ぶりの重賞制覇が懸かる。