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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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東京スポーツ杯2歳S レース展望
2023-11-15 22:55:00
テーマ: レース展望
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過去10年で1番人気は[4-1-2-3]で5連対。過去4年は[3-0-1-0]でコントレイル、ダノンザキッド、イクイノックスが勝っている。2番人気は[2-4-0-4]で6連対、3番人気は[0-0-3-7]で連対なし。連対馬18頭が5番人気以内、残る2頭は7、8番人気。過去5年の馬連は247倍、3倍、13倍、12倍、24倍。18年は8-7番人気で万馬券が出たが、それを除くと20倍台止まり。

連対馬17頭が前走1着、全馬が前走連対していた。前走人気で勝った馬が連勝することが多い。前走2着から連対した3頭は前走OP以上だった。前走3着は[0-0-1-7]、前走4着以下は[0-0-0-15]で不振。前走新馬戦[5-3-3-22]で8連対。素質があればキャリアは問われない。過去4年は前走芝1800mの新馬戦を最速上がりで勝った馬が4連勝中。前走未勝利戦は[0-3-2-22]で未勝利。

過去10年でノーザンF生産馬は[4-7-3-24]で1、1、1、4番人気が勝ち、1、2、2、2、4、4、7番人気が2着、1、3、3番人気が3着。ガイアメンテ、サークルオブジョイ、シュトラウス、テリオスルル、フォルラニーニが該当する。社台F生産馬は[0-0-1-7]で4番人気が3着。シャンパンマーク、ショウナンラプンタが該当する。社台白老F生産馬は[1-0-1-1]で2番人気が1着、9番人気が3着。シュバルツクーゲル、ファーヴェントが該当する。

社台馬主の馬は、サンデーRがガイアメンテ(マーカンド騎手)、サークルオブジョイ、フォルラニーニ(ルメール)、キャロットFがシュトラウス(モレイラ騎手)、ファーヴェント、G1レーシングがシュバルツクーゲル。過去10年でサンデーRは[0-1-1-3]で7番人気が2着、1番人気が3着。キャロットFは[0-1-0-4]で1番人気が2着。G1レーシングは出走なし。社台はモレイラ、ルメール騎手で勝ちに来る。

フォルラニーニは中山芝2000mの新馬戦を2番手から最速の34.6秒で抜け出して2分2秒7(稍重)で3馬身半差で圧勝。4コーナーで外に膨れたが、ルメール騎手は最後まで鞭を入れていなかった。サンデーRで8000万円で募集されたエピファネイア産駒で母リナーテは京王杯SC2着馬。近親にサトノダイヤモンド、ドゥラエレーデがいる。ルメール騎手はサウジアラビアRCでシュトラウスに騎乗したが、今回は新馬戦で騎乗したフォルラニーニに騎乗する。昨年ドゥラエレーデは4着だった。

シュトラウスは東京芝1600mの新馬戦を逃げて1分36秒9(不良)で9馬身差で圧勝。サウジアラビアRCは出遅れて後方から勝負どころで押し上げ、3位の34.3秒で上がって0.3秒差の3着。休み明けで馬体10キロ増、道中掛かり気味だった。キャロットFで5000万円で募集された武井厩舎のモーリス産駒で母はマイルCSを制したブルーメンブラット。今年の東京芝1800mでモレイラ騎手は[5-3-1-2]、1番人気では[3-0-1-1]、2番人気では[2-2-0-1]。

新潟芝1800mの新馬戦を勝ったファーヴェント、東京芝2000mの新馬戦を勝ったシャンパンマーク、中京芝2000mの新馬戦を勝ったミカエルパシャ、阪神芝2000mの新馬戦を勝ったショウナンラプンタ、前走札幌2歳S6着のガイアメンテなど。ファーヴェントは新馬戦を5番手から最速タイの33.4秒で抜け出して1分50秒8で2馬身差で圧勝。キャロットFで7000万円で募集された藤原英厩舎のハーツクライ産駒で半姉にサーマルソアリングがいる。10月29日以降の東京重賞で横山武騎手は[2-2-0-0]。

シャンパンマークは新馬戦を5番手から最速の33.1秒で差し切って2分4秒0で2馬身差で圧勝。前半5F64.4秒のスローペースでレースのラスト3Fは11.7-11.0-11.0秒。蛯名厩舎のキズナ産駒でシャンパンカラーの半弟。蛯名調教師は騎手時代、東スポ杯2歳Sで好成績だった。ミカエルパシャは新馬戦を前半5F65.2秒のスローペースで逃げ、最速の34.6秒で上がって2分5秒4で2馬身半差で圧勝。ラスト3Fは11.7-11.5-11.4秒で尻上がり。セレクトセールで3410万円で募集されたエピファネイア産駒。昨年1番人気のハーツコンチェルトで3着に負けた松山騎手が騎乗する。



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