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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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重賞レーティング(エリザベス女王杯、福島記念、武蔵野S、デイリー杯2歳S)
2023-11-16 12:44:00
テーマ: 重賞レーティング
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先週行われたエリザベス女王杯、福島記念、武蔵野S、デイリー杯2歳Sの過去19年レーティング比較です。

▼エリザベス女王杯
05年スイープトウショウ 112
06年※カワカミプリンセス 113
07年ダイワスカーレット 115
08年リトルアマポーラ 112
09年クィーンスプマンテ 109
10年スノーフェアリー 118★
11年スノーフェアリー 117
12年レインボーダリア 111
13年メイショウマンボ 113
14年ラキシス 113
15年マリアライト 112
16年クイーンズリング 112
17年モズカッチャン 113
18年リスグラシュー 113
19年ラッキーライラック 114
20年ラッキーライラック 115
21年アカイイト 112
22年ジェラルディーナ 115
23年ブレイディヴェーグ 115

今年は例年レベル。ブレイディヴェーグは5番手の内からメンバー5位タイの34.4秒で抜け出して2分12秒6で優勝。1番枠から出遅れたが、内にスペースがありすぐにフォローして5番手につけることができた。パンパンの良馬場ならもっとレベルの高い走りができる。

▼福島記念
05年グラスボンバー 107
06年サンバレンティン 101
07年アルコセニョーラ 100
08年マンハッタンスカイ 105
09年サニーサンデー 101
10年ダンスインザモア 105
11年アドマイヤコスモス 107
12年ダイワファルコン 109
13年ダイワファルコン 111
14年ミトラ 108
15年ヤマカツエース 109
16年マルターズアポジー 105
17年ウインブライト 108
18年スティッフェリオ 108
19年クレッシェンドラヴ 108
20年バイオスパーク 107
21年パンサラッサ 110
22年ユニコーンライオン 113★
23年ホウオウエミーズ 102

今年は例年より低いレベル。ホウオウエミーズは後方から捲ってメンバー4位の36.1秒で差し切って2分00秒9で優勝。マーメイドS3着、七夕賞3着と重賞で善戦を続けてきた6歳牝馬が重賞初制覇を飾った。

▼武蔵野S
05年サンライズバッカス 108
06年シーキングザベスト 107
07年エイシンロンバード 107
08年キクノサリーレ 108
09年ワンダーアキュート 112
10年グロリアスノア 108
11年ナムラタイタン 109
12年イジゲン 110
13年ベルシャザール 108
14年ワイドバッハ 108
15年ノンコノユメ 114★
16年タガノトネール 110
17年インカンテーション 112
18年サンライズノヴァ 110
19年ワンダーリーデル 108
20年サンライズノヴァ 113
21年ソリストサンダー 112
22年ギルデッドミラー 111
23年ドライスタウト 113
(牝馬4ポイント加算済)

今年は例年より高いレベル。ドライスタウトは5番手からメンバー2位の36.0秒で抜け出して1分35秒2で優勝。フェブラリーSで0.7秒差の4着に負けた4歳馬が秋になってパフォーマンスを引き上げ、中央ダート重賞初制覇を飾った。

▼デイリー杯2歳S
05年マルカシェンク 105
06年オースミダイドウ 104
07年キャプテントゥーレ 105
08年シェーンヴァルト 104
09年リディル 105
10年レーヴディソール 105
11年クラレント 107
12年テイエムイナズマ 107
13年ホウライアキコ 105
14年タガノエスプレッソ 108
15年エアスピネル 112★
16年ジューヌエコール 106
17年ジャンダルム 108
18年アドマイヤマーズ 109
19年レッドベルジュール 110
20年レッドベルオーブ 110
21年セリフォス 110
22年オールパルフェ 109
23年ジャンタルマンタル 110

今年は例年レベル。ジャンタルマンタルは内ラチ沿いの3番手からメンバー2位の34.7秒で抜け出して1分34秒5で2馬身差で圧勝。内が荒れた馬場で内からあっさり抜け出して快勝。馬体は6キロ絞れていたが、腹目が太かった。まだ上積みが見込める。

レーティングはJRA発表

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