過去10年で1番人気は[4-2-2-2]で6連対。17年以降は[3-1-2-0]で3着以内を確保。2番人気は[2-3-1-4]で5連対、3番人気は[1-1-2-6]で2連対。6~9番人気は5連対、10番人気以下は1連対。過去5年の馬連は97倍、6倍、50倍、10倍、5倍。荒れるときは人気馬と人気薄で決着するのがパターン。1、2番人気を軸に6~9番人気を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
勝ち馬10頭は前走勝っていた。連対馬18頭が前走連対。前走重賞、1勝クラスを勝った馬が活躍している。前走重賞4、7着から連対した馬は14、9番人気。穴で前走負けて人気がない馬の巻き返しに注意。前走重賞勝ち馬は[4-5-4-14]で9連対。前走芝1600m重賞勝ち馬が2番人気以内なら[4-3-2-0]。このタイプがいれば必ず馬券に絡めたい。前走重賞で負けた馬は[0-4-2-50]で未勝利。
過去10年でノーザンF生産馬は[5-5-2-26]で1、2、2、3、7番人気が勝ち、2、2、2、3、7番人気が2着、1、1番人気が3着。シュトラウス、ダノンマッキンリー、ミルテンベルクが該当する。社台F生産馬は[1-1-1-12]で6番人気が勝ち、1番人気が2着、11番人気が3着。ジャンタルマンタルが該当する。社台馬主の馬は、キャロットFがシュトラウス、ミルテンベルク、社台RHがジャンタルマンタル。
ジャンタルマンタルは京都芝1800mの新馬戦を1分47秒4で2馬身半差で圧勝。2着キープカルムは京都2歳Sで0.1秒差の5着に入った。前走デイリー杯2歳Sは内ラチ沿いの3番手から2位の34.7秒で抜け出して1分34秒5(稍重)で2馬身差で圧勝。パドックでは腹目が太く映った。馬体が絞れれば上積みが見込める。社台RHで3000万円で募集されたパレスマリス産駒で母インディアマントゥアナは米G3勝ち馬。今年の芝G1で川田騎手は[4-1-2-10]、リバティアイランドを除くと[1-0-2-10]。
シュトラウスは東京芝1600mの新馬戦を逃げて馬なりのまま1分36秒9(不良)で9馬身差で圧勝。サウジアラビアRCは出遅れて後方から3位の34.3秒で上がって0.3秒差の3着。道中掛かり気味だった。前走東スポ杯2歳Sは離れた3番手から7位の34.9秒で抜け出して1分46秒5で優勝。緩い流れで距離をこなしてパフォーマンスを引き上げた。キャロットFで5000万円で募集された武井厩舎のモーリス産駒で母はマイルCSを制したブルーメンブラット。マーカンド騎手は重賞では[0-0-1-12]で3着止まり。
ダノンマッキンリーは阪神芝1400mの新馬戦を2番手から9位の35.0秒で抜け出して1分21秒2で優勝。前走秋明菊賞は出遅れて6番手を進み、大外から最速の34.0秒で差し切って1分20秒7で2馬身半差で圧勝。セレクトセールで2億4200万円で取り引きされたモーリス産駒で母ホームカミングクイーンは英1000ギニー勝ち馬。過去10年で前走1勝Cの芝1400mを勝った馬は[0-1-0-15]。今年の重賞で藤原英厩舎は[0-1-3-21]。前2走騎乗した川田騎手からルメール騎手に乗り替わる。
コスモス賞勝ち馬エコロヴァルツ、札幌2歳S勝ち馬セットアップ、デイリー杯2歳S2着馬エンヤラヴフェイス、同3着馬ナムラフッカー、小倉2歳S2着馬ミルテンベルク、ベゴニア賞勝ち馬オーサムストローク、新馬戦を勝った牝馬のタガノエルピーダなど伏兵は多士済々。エコロヴァルツはコスモス賞で早めに先頭に立ち、最速の35.6秒で上がって1分48秒8で6馬身差で圧勝。ブラックタイド産駒で近親にヴェントヴォーチェがいる。阪神で行われた朝日杯FSで武豊騎手は[1-2-0-6]で21年にドウデュースで勝っている。