今年は京都で行われる。過去10年で1番人気は[5-2-2-1]で7連対。単勝1倍台は[3-0-0-0]、2倍台は[2-1-1-1]、3倍台は[0-1-1-0]。信頼度は単勝オッズに比例する。2番人気は[3-2-0-5]で5連対、3番人気は[0-2-3-5]で2連対。6~9番人気が3連対、10番人気が2連対。過去5年の馬連は3倍、12倍、45倍、26倍、9倍。人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。
前走勝った馬は[4-1-1-16]、2番人気以内なら[4-1-0-1]。前走4~7着に負けた馬が7連対と多い。前走10着以下から連対した3頭は2走前に5着以内に入っていた。2戦連続惨敗した馬は割り引き。7番人気以下で連対した5頭のうち4頭にダ1800m重賞で勝ち星、残る1頭にダートG1で3着があった。前走負けた馬は人気の盲点になる。前走4着以下に負けて人気がないダート重賞勝ち馬を絡めたい。
過去10年でノーザンF生産馬は[1-1-0-10]で1番人気が1着、2番人気が2着。ヴィクティファルス、オーロイプラータ、タイセイドレフォンが該当する。社台F生産馬は[0-0-1-11]で1番人気が3着。オメガギネスが該当する。追分F生産馬は[0-0-0-2]。ミッキーヌチバナが該当する。社台馬主の馬は、ヴィクティファルス(G1レーシング)、オーロイプラータ(吉田勝己氏)の2頭のみ。
オメガギネスはダート[3-1-0-0]で上がりは全て最速。レパードSは4番手から最速の37.1秒で上がってライオットガールにクビ差の2着。前走グリーンチャンネルCは3番手から最速の35.2秒で抜け出して1分34秒3(不良)で3馬身半差で圧勝。ユニコーンSを圧勝したペリエールを相手にしなかった。今年14年目の大和田厩舎は重賞初制覇が懸かる。戸崎騎手は中央のダート重賞で1番人気では[5-4-1-10]で勝率25%。京都ダ1800mは[2-4-8-36]で勝率4%、1番人気では[1-0-1-6]。
ブライアンセンスはダート[4-1-3-0]で上がりは6戦が最速。前2走は京都ダ1800mを使い、2勝クラスは中団から最速の37.4秒で差し切って1分52秒2で3馬身差で圧勝。花園S(3勝C)は10番手から押し上げて最速の37.0秒で差し切って1分51秒6で優勝。ダ1800mは[3-0-1-0]で上がりは全て最速。過去10年(中京)で関東馬は[1-5-1-27]でグレンツェント(1人気)が優勝。前2走騎乗してモレイラ騎手からテン乗りの岩田望騎手に乗り替わる。2連勝した勢いで突破するか。
前走みやこS3着のウィリアムバローズ、ベテルギウスS勝ち馬ペプチドナイル、同3着馬ミッキーヌチバナ、太秦S勝ち馬ヴィクティファルス、同2着馬タイセイドレフォン、カノープスS3着馬オーロイプラータ、同4着馬レッドファーロなど。ウィリアムバローズはダ1800m[4-4-1-1]でOP特別は[2-2-0-0]、重賞は[0-1-1-1]。昨年のマーチSは2番手から粘ってハナ差の2着。前走みやこSは7番手から4位タイの37.2秒で0.6秒差の3着。2戦連続で騎乗する坂井騎手がどう乗るか。
ペプチドナイルは昨夏に大沼S、マリーンSを連勝。その後は不振が続いたが、前走ベテルギウスSを3番手から最速の36.9秒で差し切って1分52秒1で優勝。前走は59キロを背負ったが、今回は57キロで出走できる。ダ1800mは[3-0-0-1]。京都ダ1800m重賞で藤岡佑騎手は[1-1-4-10]。ヴィクティファルスは初ダートの太秦Sを7番手から早めに押し上げ、3位の37.8秒で抜け出して1分51秒3で優勝。芝で不振が続いていた馬がダートで一変した。前走より1キロ軽い57キロで出走できる。