過去10年で1番人気は[2-1-1-6]で3連対。単勝1倍台は[2-0-0-0]だが、単勝2倍以上は[0-1-1-6]で未勝利。2番人気は[0-4-1-5]で4連対、3番人気は[2-4-0-4]で6連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は6、8、8番人気。過去5年の馬連は8倍、6倍、3倍、118倍、44倍。人気馬同士で堅い決着が続いたが、22年は6-8番人気で万馬券が飛び出した。
連対馬17頭が前走3着以内、19頭が前走5着以内。前走6~9着は1連対、15年以降は[0-0-1-25]で3着止まり。前走10着以下は[0-0-0-37]。前走重賞で5着以内に入った馬に注目。連対馬16頭にG1連対があった。マイルG1実績馬が活躍し堅く収まることが多い。昨年連対した2頭はG1連対がなかったが、マイルG2勝ちがあった。マイルG1、G2実績がある差しタイプを重視したい。
ブレイディヴェーグは[4-2-0-0]で昨年のエリザベス女王杯を2分12秒6で優勝。前走府中牝馬Sは10番手から最速タイの32.8秒で差し切って1分44秒7で優勝。レースのラスト3Fは11.7-11.4-11.0秒で尻上がり。道中の最も遅い11.9秒を引くと1分32秒8。初めてになるがマイルに対応できる下地はあるか。過去10年でルメール騎手は[2-1-0-7]、1番人気では5、13、1、1、5、7着。単勝1倍台のグランアレグリアで2連勝したが、人気に関係なく単勝2倍以上では[0-1-0-7]。
ナミュールは芝1600m[5-2-1-5]、昨年秋以降は[2-1-1-1]で不利があったヴィクトリアマイル8着を除き3着以内を確保。昨年は富士Sを8番手から2位の33.8秒で上がって1分31秒で勝ち、マイルCSを15番手から最速の33.0秒で差し切って1分32秒5で優勝。ムーア騎手が落馬負傷で急遽藤岡康騎手に乗り替わったが、並の馬では届かない位置から強烈な末脚で差し切った。安田記念は13番手から最速の32.9秒で追い込んで0.1秒差の2着。絶好調のCデムーロ騎手でマイルCS2連覇なるか。
昨年のマイルCS2着馬ソウルラッシュ、22年のマイルCS勝ち馬セリフォス、富士S勝ち馬ジュンブロッサム、毎日王冠勝ち馬シックスペンス、同3着馬エルトンバローズ、欧州マイルG1で3勝のチャリンなど伏兵は多士済々。ソウルラッシュはマイルG1[0-1-1-4]で昨年のマイルCSはナミュールにクビ差の2着。今年はマイラーズCを勝ち、安田記念は0.1秒差の3着、富士Sは0.1秒差の2着。過去10年で6歳馬は[1-1-0-17]で1勝のみ。マイラーズCと富士Sで騎乗した団野騎手が渾身の騎乗で持ってくるか。
セリフォスはマイルG1[1-2-0-5]で22年マイルCSを最速の33.0秒で差し切って1分32秒5で優勝。昨年の安田記念は0.2秒差の2着。今年はマイラーズC2着、安田記念5着、富士S4着。今年のG1で川田騎手は[1-1-1-10]、8の倍数馬番なら[1-1-1-0](笑)。ジュンブロッサムは昨年以降芝1600m[3-2-1-1]で上がりは全て3位以内。前走富士Sは10番手から3位タイの33.1秒で差し切って1分32秒1で優勝。末脚の威力は見劣らない。関西G1で戸崎騎手がどう出るか。
チャリンは芝1600m[5-2-2-2]、今年は[5-2-0-0]でG1では[3-2-0-0]。ジャックルマロワ賞の勝ちタイムは1分33秒9。日本の高速馬場に対応できるかがカギになるが、土曜は曇り後雨、日曜は曇り一時雨で馬場が渋る可能性がある。今年の安田記念は稍重で香港馬ロマンチックウォリアーが勝っている。穴っぽいところで最低人気のタイムトゥヘヴンはどうか。京成杯AHは15番手から最速の32.4秒で追い込んで1分31秒0で走り、アスコリピチェーノに0.2秒差の2着。ヨシトミ先生、頼む(笑)
<昨年の予想結果>
京都11R マイルCS
穴◎ジャスティンカフェ 3着(7人気)
△ソウルラッシュ 2着
注ナミュール 1着
複勝590円本線的中!
3連複30,930円的中!
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競馬アナリストGM