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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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京都2歳S レース展望
2024-11-20 22:30:00
テーマ: レース展望
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過去10年で1番人気は[3-2-1-4]で5連対。前走芝1800mは[3-2-1-0]だが、前走芝2000mは[0-0-0-4]で3着以内がない。2番人気は[1-3-2-4]、3番人気は[3-1-2-4]で各4連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る2頭は6、9、10番人気。過去3年は5-9番人気、5-3番人気、1-10番人気で決着し、馬連は189倍、47倍、73倍で荒れている。

キャリア1戦[3-1-3-16]、2戦[4-7-5-28]、3戦[2-1-0-19]、4戦[1-0-2-6]、5戦以上[0-1-0-7]。キャリア1戦の1番人気は[1-0-0-3]で1連対のみ。キャリア2戦は2番人気以内なら[2-4-1-2]で堅実。459キロ以下は[0-0-1-14]で不振。460~479キロが11連対、480~499キロが6連対。480キロ前後の中型馬に注目したい。

エリキングは京都芝1800mの新馬戦、中京芝2000mの野路菊Sを2連勝。新馬戦は5番手から最速タイの34.3秒で上がって1分52秒1(重)で優勝。0.2秒差の2着サラコスティは次走未勝利戦を9馬身差で圧勝した。前走野路菊Sは3番手から2位の33.4秒で抜け出して2分2秒8で優勝。セレクトセール2億3100万円で取り引きされた中内田厩舎のキズナ産駒で母ヤングスターは豪G1馬。同厩のキズナ産駒クイーンズクォークと似たようなタイプ。過去10年で川田騎手は[0-0-3-4]で3着が多い。

サラコスティは京都芝1800mの新馬戦を8番手から最速タイの34.3秒で上がってエリキングに0.2秒差の2着。前走中京芝2000mの未勝利戦は前半5F62.7秒のスローで逃げ、最速の34.0秒で上がって2分00秒4で9馬身差で圧勝。新馬戦は重馬場で出遅れて2着に負けたが、良馬場で逃げてパフォーマンスを引き上げた。サンデーRで8000万円で募集された池添学厩舎のエピファネイア産駒で近親にサリオス、サラキアがいるサロミナ一族。過去10年でサンデーRは[1-2-0-2]。Cデムーロ騎手が騎乗する。

野路菊S2着馬ジョバンニ、中京芝2000mの新馬戦を勝ったクラウディアイ、スリーキングス、京都芝1800mの新馬戦を勝ったウォータークラークなど。ジョバンニは小倉芝1800mの新馬戦を3番手から最速タイの34.7秒で抜け出して1分50秒1で優勝。野路菊Sは3番手から最速の33.3秒で上がってエリキングに半馬身差の2着。上がりはエリキングより0.1秒速い。北海道セレクションセール4290万円の杉山晴厩舎のエピファネイア産駒でマテンロウアレスのは半弟。松山騎手が渾身の騎乗でエリキングを逆転するか。


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