個別で販売した情報を事後公開します。
◎ヤングマンパワー 1着
▲ダノンプラチナ 3着
注イスラボニータ 2着
馬連1,960円的中!
3連複3,340円的中!
3連単19,900円的中!
東京は曇り、芝ダートとも良馬場。開催3週目で今週もAコースで行われる。開幕週は外差し馬場だったが、先週は馬場が踏み固められたことで内を通って前に行った馬も残っており、外差し傾向が少し薄れた。土曜はメインまで芝戦が5レース行われる。当日の馬場にもよるが、先週の府中牝馬Sのような前残りに注意したい。
次に展開だが、逃げるのはミュゼエイリアン。好位にマイネルアウラート、ヤングマンパワー、イスラボニータ、フルーキー中団にテイエムイナズマ、ガリバルディ、ブラックスピネル、後方からブラックムーン、ダノンプラチナ、ロードクエストといった展開。流れは速くなりそうになく、ラスト3、4Fの上がり勝負か。
過去5年の前半5Fと連対馬の脚質は、59.6秒(不良)(追込-先行)、57.6秒(差し-差し)、59.7秒(先行-2番手)、59.4秒(差し-差し)、59.0秒(追込-追込)。前2年は流れが緩んだが、ステファノスが2位の32.9秒、ダノンプラチナが最速の32.8秒で直線一気を決めている。
ステファノスとダノンプラチナは3歳馬で54キロだった。今年の3歳馬はロードクエストが55キロ、ブラックスピネルが54キロ。前2年の傾向から末脚に威力があるロードクエストが直線一気を決めてもおかしくないが、前2年の勝ち馬より1キロ重い55キロを背負う。55キロを背負って32秒台で上がれるかどうか。
距離は違うが、先週の府中牝馬Sは前半5F60.6秒のスローペースになり、3番手につけたクイーンズリング(2位タイの33.5秒)、4番手につけたマジックタイム(6位タイの33.8秒)で決着。Mデムーロ、ルメール騎手がスローペースで前残りになるとみて先行し、上がりを33秒台でまとめて粘り込んだ。
逃げずに5番手に控えたスマートレイアーは33.6秒で上がって0.3秒差の3着。本来好位からのレースができるシュンドルボンは後方から最速の33.3秒で追い込んで0.5秒差の5着。スローペースになると各馬速い上がりを繰り出すため、差し追い込み馬は32秒台の究極の上がりを繰り出さないと届かない。
府中牝馬S2着のマジックタイムは差し追い込みタイプだが、ルメール騎手は先行して2着に粘らせた。外国人騎手は流れと読みによって臨機応変に動ける。競馬は最後の直線に注目が集まるが、前半の駆け引きと位置取りがかなり重要。その点で臨機応変に動けるMデムーロ騎手とルメール騎手には注意しておきたい。
今年の東京新聞杯は前半5F60.6秒のスローペースでスマートレイアーが33.5秒でまとめて逃げ切り勝ち。2、3着は3、2番手につけた馬が入り、完全前残りになった。出遅れて後方から33.0秒で追い込んだダノンプラチナは0.5秒差の4着。富士Sも東京新聞杯と同じような流れになる可能性が高い。
スローペースで前に行って粘り込むには33秒台で上がる必要がある。東京新聞杯は14頭立てだったが、今年の富士Sは11頭の少頭数のため、差し追い込み馬は捌きやすく、ロスはそれほど大きくならない。そのため、前に行って粘り込むには33秒台中盤の上がりが必要。差し追い込み馬は32秒台の上がりが問われる。
ロードクエスト、ダノンプラチナは出遅れ癖があり、先週のマジックタイムのようにスローペースでも前に行くようなレースはできない。今更そういうレースをするつもりもない。2頭が後方から32秒台で上がれば、ワンツーもありえるが、ある程度前につけて高速ラップでまとめられる馬に逆転のチャンスがある。
多摩川S、関屋記念を連勝したヤングマンパワーを狙う。多摩川Sで58キロを背負って1分32秒8で勝ち、関屋記念で前年より3キロ重い56キロを背負って1分31秒8の好タイムで優勝。ここにきてかなり力をつけている。前走関屋記念は前半5F57.1秒のハイペースだったが、上がりを33.7秒でまとめている。
切れより地力タイプだが、スローペースなら先行して33秒台中盤で上がることは可能。先行して33秒台中盤で上がっても11頭の少頭数のため、32秒台で上がった馬に差される可能性はあるが、東京は馬場が荒れてきており少しタフな状態。これはパワータイプのヤングマンパワーに有利。先行して地力で押し切るとみる。
ロードクエストは芝1600m[3-1-0-0]で上がりは全て最速。東京芝1600mは新馬戦(54キロ)が上がり33.2秒、NHKマイルC(57キロ)が33.8秒。秋になっても馬体はそれほど変わっていない。確実に速いを繰り出すが、少しタフになった東京で32秒台で上がれるかどうか。2番手とした。
ダノンプラチナは京成杯AHをひと叩きされ、少し気配が良くなったが、それほどデキは上向いていない。ただし馬体が重かった東京新聞杯より仕上がりは良さそう。東京新聞杯では57キロを背負って33.0秒で上がっており、57キロをこなして32秒台で上がる可能性はある。道中の位置取りと当日の馬場傾向がカギ。
好位からのレースもできるMデムーロ騎手のフルーキー、好位から高速ラップでまとめられるイスラボニータが押さえ。フルーキーは昨年の富士Sで先行して5着に終わったが、今年は地力強化されている。イスラボニータは余裕残しの仕上げに映るが、それにも関わらず社台はルメール騎手を乗せている。ダマシ調教か。
穴はブラックスピネル。ラジオNIKKEI賞5着、ポートアイランドS4着は出遅れが敗因。後方から最速の34.1秒、33.6秒で上がっている。スローペースになった萩Sと白百合Sを先行して高速ラップでまとめて勝っており、それが今年の富士Sのイメージに合う。叩き2戦目、マイル2戦目で変わり身に注意。
本命ヤングマンパワー、対抗ロードクエスト、準対抗ダノンプラチナ、押さえフルーキー、イスラボニータ、穴ブラックスピネル。
馬券は馬単・馬連◎→○▲を本線に馬連◎-△注☆、○-▲が押さえ。3連複は上位5頭ボックスと◎→○▲→☆の12点。3連単は1着固定◎→○▲△注☆とフォーメーション○→◎→▲△注☆の24点。
◎ヤングマンパワー 1着
○ロードクエスト
▲ダノンプラチナ 3着
△フルーキー
注イスラボニータ 2着
☆ブラックスピネル
馬連1,960円的中!(6点)
3連複3,340円的中!(12点)
3連単19,900円的中!(24点)
WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM