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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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弥生賞 調教診断&有力馬診断
2017-03-04 21:23:00  (最終更新日時:2017-03-08 18:54:25)
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事後公開します。

■調教診断(抜粋)

■[7-]カデナ 1着
栗坂で馬なり調教。前向きさがあり、最後まで余力十分。1週前に速いタイムを出し、直前は余力残し。馬体がボリュームアップしてしっかりした。久々も上々の仕上がり。

■[6+-]マイスタイル 2着
栗CWで2頭併せで馬なりのまま先着。少し頭が高いが、前向きさがあり、ラスト11秒台。体重よりも馬体を大きく見せている。使いながら仕上げが進んでいる。

■有力馬診断

■[6+]カデナ 1着

これまで[2-2-0-0]で上がりは全てメンバー最速。阪神芝1800mの未勝利戦(稍重)は好位からメンバー最速の35.0秒で抜け出して快勝。0.1秒差の2着ガンサリュートは京成杯でコマノインパルスにクビ差の2着に入った。百日草特別は前半5F63.8秒のスローペースでメンバー最速の33.4秒で追い込んで0.1秒差の2着。勝ったアドマイヤミヤビは次走クイーンC、3着アウトライアーズは次走ひいらぎ賞を勝っている。レースのラスト3Fは11.8-11.0-11.1秒の高速ラップ。上位3頭のその後の活躍からみてもレベルの高いレースだった。前走京都2歳Sは前半5F62.2秒のスローペースで後方からメンバー最速の33.6秒で差し切って2分2秒6で優勝。レースのラスト3Fは11.5-11.3-11.6秒。流れが緩んで上がりが速くなったが、末脚の威力で大外から捻じ伏せた。

セレクトセールで当歳時に3780万円で取り引きされたディープインパクト産駒でスズカコーズウェイの半弟。百日草特別は前半5F63.8秒、京都2歳Sは62.2秒のスローペース。速い流れにリスクがあるが、今回は12頭の少頭数で逃げ馬不在だけに流れは落ち着きそう。ただしスローペースで上がりが速くなったときに追い込む形で届くかどうか。賞金的に皐月賞に出走できそうだが、過去10年の皐月賞で前走弥生賞4着以内は[2-5-2-24]に対し、5着以下は[0-0-1-11]。要するにいくらトライアルでも4着以内に入れないようでは皐月賞では通用しないのである。そのあたりを考慮して陣営は仕上げてきている。昨年以降の中山芝重賞で福永騎手は3番人気以内なら[1-3-2-1]で2、3着が多い。カデナは93年の皐月賞馬ナリタタイシン(弥生賞は2着)に似たようなタイプ。勝つかどうかは福永騎手次第になる。

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調教診断は7頭、有力馬診断は2頭を取り上げています。

有力馬診断では狙える理由を長文で詳しく解説しています。

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