ベネンシアドール15
オークス3着のデニムアンドルビーの全弟で、母はトゥザヴィクトリーの全妹という良血馬。
「初仔の牝馬は走らない」というのが定説なんだけど、デニムアンドルビーは初仔の牝馬にもかかわらず走った。
「初仔の牝馬は走らない」を逆に考えると、「初仔の牝馬が走った場合、その母は名繁殖の可能性が高く、その後に大当たりを出す可能性が高い」とも言える。
例えば、アドマイヤグルーヴは初仔の牝馬だったけど、母のエアグルーヴはその後ルーラーシップなどの活躍馬を出した。
また、キャットクイルも初仔の牝馬のファレノプシスが活躍したけど、その後ダービー馬のキズナを産んだ。
なので、ベネンシアドールも、ベネンシアドール15がそうなるかどうかは別として、いつか大当たりを出す可能性が高い繁殖牝馬と言えると思う。
馬体については、ディープ産駒にしてはかなり馬格に恵まれていて、トモも大きく、素晴らしい馬体だと思う。
少し頓挫はあったけど、もうコンスタントに15ー15ぐらいを乗ってるし、おそらく近いうちにしがらきへ移動になるんじゃないかと思う。
年内デビューは厳しいかもしれないけど、姉のデニムアンドルビーも年明けデビューだったし、問題ないと思う。
そして、天下の池江厩舎。
一口42000円と少し高いけど、それに見合う価値のある馬だと思う。