昨夜(3/15)、
フォーラム神保町主催の「青年将校化する東京地検特捜部」の集会に参加してきた。会場は満席で、座席400人に加えて立ち見客が大勢入り、全部で500人以上が狭い部屋にスシ詰めの状態になった。NHKとテレビ朝日のカメラも入っていた。開始40分前に入った私は中央前から3列目の場所を取ったが、そこは田原総一朗と向かい合う好位置だった。予想どおり人数は多く、聴講者の多くは真剣に耳を傾けていたが、パネリストの話が面白くなく、散漫で、前半の30分を過ぎたところからすっかり雑談モードになっていた。パネリストも飛び入りで指名された者も、各自が自分勝手な宣伝や主張を言い散らし、有意義な討論として実を結ぶことはなかった。著名人である彼らにとって、この集会は単なるライブトークショーで、観客に顔を見せて楽しませる興行なのだ。識者が国策捜査に抗議する集会だったはずだが、検察批判の中身も全く埋まらず、聴講者の期待や関心に応える分析や仮説は提供されなかった。ただ一つ、全体を聞き終えて私が確信したことがある。それは、秘書は確実に起訴されること。そして、小沢一郎は代表辞任を余儀なくされること。