昨夜、夢を見た。
薩長同盟を締結した夢だった。
龍馬になっていた。夢を見ることはときどきあるけれど、目が覚めた瞬間に何の夢だったか忘れてしまう。昨夜の夢は、目覚めた後も記憶全体が鮮烈に残っていて、途中も、最後まで、経過のすべてが頭に残っている。彼と彼女の二人の言葉だけでなく、二人が着ていた服の色と柄までありありと残った。夢というのは、出てくる人物がどれほど有名人でも、夢の物語に合わせて小さなサイズで登場して、物語の進行に合わせてこちらの思いどおりに話を運んでくる。最初に彼女に会って挨拶程度の話をして、次に彼が仲間と待っている奥の部屋に入った。場所は彼のアジトだった。そこに彼女が入って来て、すぐに話がまとまった。何の支障もなく、何の説得も要らずに、予定されていたように一瞬で話がまとまり、二人から感謝の言葉を受けた。「それじゃ、次に僕が具体的な綱領案を書いてくるから」と言って会談を終えた。古くて狭い畳の部屋に10人くらい人がいた。外に出て歩いていると、
反貧困フェスタのような催しものをやっているグラウンドに出た。看板か出店の前に立っている若い女の子に報告したら、周囲に若い人たちが5人くらい集まり、「よかったよかった」と皆で手をとりあって喜んだ。そこで目が覚めた。とてもハッピーな夢だ。