七夕の日、天の川に隔てられた織姫と彦星が年に一度の逢瀬をする。
かささぎが天の川に橋を架けて二人を結ばせる。青豆と天吾はどこかで出会っているだろうか。洞爺湖サミットがあった去年、短冊に
「反貧困」と書いたけれど、今年は何かそういう純粋な気分になれない。「反貧困」を選挙で実現しようという政治の動きがどうして出て来ないのだろう。どうして日本人は政治を「反貧困」の要求実現ではなく「政権交代」のゲーム遊びにしてしまうのか。鬱屈しつつ、憤懣を奥歯で噛み割りつつ、今回はゾルレンの視座(第三極革新勢力)ではなく、価値判断自由なザインの視座から政局の流れを追いかけよう。昨夜(7/6)の報道で、閣議で解散の詔書を回されても与謝野馨が署名をしない旨の示唆をした件が伝えられた。他の閣僚も与謝野馨に倣うと言う。麻生首相が自らの解散を封じられ、都議選で自民党が敗北した場合、流れは総理辞任と総裁選になる。悶着はあるだろうが、これ以上の政権の延命は難しい。自民党は今月中に新体制を固め、閣僚人事を決めた後で解散に出るだろう。現在の自民党で、選挙結果を民主党と五分の引き分けに持ち込める陣容を描くとどうなるか。自民党が最も票を取れる人事戦略をデザインしてみた。彼らの参考になるかもしれない。