官僚・閣僚側が巻き返し、5/22に鳩山由紀夫に
日米合意文書への辺野古明記を決断させ、そのまま翌日(5/23)の沖縄再訪での正式表明へと詰めさせた。宇宙人の優柔不断と右往左往も、こうなると後戻りは難しい。日米共同声明の発表も、巻き返されて5/28の日程に戻った。最早、鳩山由紀夫の辞任で収拾するしかない。「県民に大変混乱を招いたことを心からお詫びする」と謝罪をしたのなら、その責任をとって辞任するのが当然だ。辞任せずに首相職にとどまるのなら、「
お詫び」の言葉も嘘になる。沖縄に対して(振興策を餌に)辺野古移設を説得するのなら、それは鳩山辞任後の次の政権がやるべき仕事で、「最低でも県外」と言って嘘をつき、沖縄県民を愚弄して裏切った鳩山由紀夫では説得はできない。相手にされない。辺野古移設を決断して沖縄でそれを公表するということは、その決断の意味は、自身を事実上辞任に追い込んだということであって、その責任から逃れられると思うのは勘違いも甚だしい。決断には責任が伴う。福島瑞穂は
コメントを出し、「沖縄県知事がサインするとは思えない」と言っている。その通りで、普天間移設の合意とは、米国と合意すれば成立・完成するわけではなく、沖縄との合意という決定的なプロセスが要る。沖縄とは仲井真弘多のことである。昨日(5/23)のニュース
映像で際立っていたのは、平素は古狸で飄々とした仲井真弘多が、これまでに見せたことのない厳しく険しい表情をしていたことだ。