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日比谷公園の「ダ・ヴィンチ展」 - 実物大の「最後の晩餐」を仰ぎ見る
2011-01-23 23:30:00
テーマ: アート・デザイン
日比谷公園で「特別展 ダヴィンチ - モナリザ25の秘密」が開催されている。大噴水の南側にある第二花壇に「ダ・ヴィンチ・ミュージアム」のパビリオンが特設され、広い平面の館内を使ってダ・ヴィンチの芸術と科学技術を網羅的かつ立体的に紹介している。まさにダ・ヴィンチの博物館の出現で、人がダ・ヴィンチの天才を知る上で最高の機会が提供された空間だ。万能の天才ダ・ヴィンチについて、われわれが断片的に知っているものが、ここに一堂に集められ詳しくプレゼンテーションされていて、館内を歩み進むほどに、この人物の底知れぬ天才に圧倒され、凡人の想像の及ばぬ奇跡の頭脳に絶句することになる。まさに近代欧米文明はこの人物に拠っていて、ダ・ヴィンチの万能と英知への畏敬と崇拝が、そのまま欧米近代の普遍性や優越性を認める意識と繋がるところとなっている。館内を歩きながら、そして寒い外に出て、しばし鬱々と考えるのだ。アジアにはこれに匹敵する人物はいたのだろうかと。嘆息しつつ思いが及ぶのは、例の銭ゲバが人からふんだくったカネでダ・ヴィンチの手稿をコレクションした一件で、新自由主義とダ・ヴィンチという思想的問題である。新自由主義という問題が身近に纏わりつくと、ダ・ヴィンチとわれわれとは素直に幸福な関係にならず、どうも途中で屈折する心理で萎えてしまう。そして私の場合、脱構築主義への批判という問題もあるため、ダ・ヴィンチは余計に解釈に手こずる厄介で重たい存在なのだ。
中野剛志の爽快な反TPPの一撃 - 議連は、国民戦線はできないか
2011-01-21 23:30:00
テーマ: 政治・経済
朝日新聞の1/18の紙面にTPPについての特集(15面)があり、中野剛志の反対論がインタビュー形式で載っている。この内容が実に素晴らしい。私がブログで言っていることと、ほとんど一言一句同じ主張が並んでいて驚かされた。マスコミに載った研究者の議論を読んで、ここまで我が意を得たりと膝を打つのは何年ぶりのことだろう。中野剛志のTPP反対論はネット上にもあるが、この朝日紙面にコンパクトに整理された発言録が、最も切れ味が鋭く説得力がある。まさに、待望した本格的な代弁者が救世主の如く颯爽と登場した感があり、読みながら興奮させられる。引用しよう。「TPPへの参加など論外です。今でも日本の平均関税率は欧米よりも韓国よりも低い。日本はすでに十分、開国しています。そもそも『海外に打って出れば、日本製品の競争力が高まる』というのは、考え方が古い。『安ければいい』という途上国市場でいくら製品を売っても、開発力はつきません。日本製品に競争力があったのは、消費者の要求水準が極めて高い国内市場で鍛えられてきたからです。(略)うるさい消費者を相手にしてきたから、日本企業は強くなった。ところがデフレが進み、安さばかりが求められるようになって、国内の『目利き』の消費者が減ってしまった。企業は研究開発を怠るようになり、ipadのような魅力的な商品を作れなくなった」。そのとおりだ。正しい指摘だ。そして最も重要で本質的な点だ。よく言ってくれた。引用を続ける。
消費税増税工作の二つの奸計 - 「付則」の欺瞞と財源グラフの詐術
2011-01-19 23:30:00
テーマ: 政治・経済
予算の無駄を削減する問題は、議論が片づいて終幕した国政上の課題ではなく、必ず次の選挙で争点として浮上する。菅政権と官僚は、マニフェストで公約した16.8兆円の無駄削減と財源捻出について、マスコミを通じて「最初から無理」だと言いくるめ、国民に消費税増税を観念させようとしているが、選挙の季節になれば、間違いなく「無駄を削るのが先」という主張が出て来て勢いを持つ。具体的に予想すれば、みんなの党が増税ではなく歳出削減を公約(アジェンダ)に据え、削減費目をリストアップして訴え、「小さな政府」の正当性を唱えて支持を受けるだろう。みんなの党は、昨年の参院選で10議席を獲得し、比例の得票数は公明党を上回る勢力になっている。次の総選挙で民主・自民の二大政党のいずれもが過半数に達せず、みんなの党が50議席を超える躍進で第三党になり、みんなの党が連立政権に入る場合、連立政権の政策はみんなの党の公約の丸呑みになると想定される。無論、そのときは、みんなの党は参院で多数を占める自民党との連立を志向する。衆参で多数派にならないと政権が安定しないからだ。民主党への国民の幻滅が、必ずしも自民党への支持回復に結びつかない現状を見ると、上のような選挙の情勢と結果に至る可能性は小さくない。その場合、みんなの党が選挙後の政策の主導権を握り、消費税増税を棚上げにするだろう。子ども手当は廃止され、地方交付金も削減される事態になるが。
小沢一郎の媒体戦略 - 「国民の生活が第一」のバッジを胸につけよ
2011-01-18 23:30:00
テーマ: 政治・経済
週末(1/16)のフジの政治番組に小沢一郎が生出演したところ、高視聴率の結果が出て巷で話題になっている。ちょうど1か月前だが、12/17に「小沢一郎はテレビに出演せよ」の記事を上げて提起した立場としては、狙いどおりの戦略の成功に面目躍如の気分である。私はその中で、テレビ局の動機と論理は何より視聴率ハングリーにあること、視聴率を稼ぎたい番組は小沢一郎をコンテンツとして欲していること、そこを上手く衝けば、「公開リンチ」に陥ることなく十全に主張を訴え、メッセージを効果的に発信できることを指摘した。フジの番組の視聴率の話題は、現時点でマスコミ報道では触れられておらず、スポーツ紙や夕刊紙にも取り上げられていない。伏せられていて、未確認の情報の状態になっている。公然化させて事実を確認すると、その意味と正面から向き合わなくてはならないから、政治的思惑でそれを忌避しているのだ。国民が小沢一郎に強い関心を持っていること、その関心の中身は少なからず指導者としての待望論を含んでいること、その事実を報道関係者は認めなければならなくなる。そのことは、これまでの小沢叩きの報道の誤謬を自ら認めることに繋がる。このフジ出演の視聴率の情報は、菅直人の報ステ出演の失敗と相俟って、政界とマスコミに小さくない衝撃を走らせているだろう。いずれにせよ、小沢一郎を招聘すれば視聴率が取れる。話題になる。商売になる。二匹目のドジョウを狙う局が必ず出る。
「税と社会保障の一体改革」の言説 - 与謝野馨の自己責任路線へ
2011-01-17 23:30:00
テーマ: 政治・経済
改造内閣について、週末にマスコミ各社から支持率が出た。早いところでは1/15(土)に数字の発表があったが、テレビで組閣の情報が伝えられたのは1/14(金)の夕刻である。数字について感想を持つ前に、こんなに早く世論調査の結果が出るものだろうかと疑念を抱く。以前は、マスコミは週末に2日間かけて調査をして、週初に結果を発表していたものだった。テレビが月曜夜に、新聞が火曜朝にというタイミングだった。どれほど調査と処理を技術で迅速化したと言っても、電話を使って人が人に質問して回答を収集する作業の積み上げである。過去の世論調査を知る者としては、不自然な感覚を否めない。共同通信は、1/15の16:32のタイムスタンプで記事を発信している。地方紙の読者が調査サンプルの台帳になっている共同は、普通に考えれば最も作業に時間がかかりそうだが、組閣名簿の発表から報道まで24時間経っていない。どういう調査と集計をしているのだろう。各紙の結果を見ると、読売が34%、毎日が29%、朝日が26%で、改造直後の数字としては異常に低い。私は、マスコミが消費税とTPPへの菅直人の意欲を評価して、世論操作の目的で、最低でも30%台後半の数字を呉れてやるものと予想していた。改造は政権浮揚のためにするものだが、結果は明らかに失敗を示している。特に与謝野馨の入閣について国民は支持していない。今後の「小沢斬り」の政局にもよるが、国会が始まると同時に菅内閣は死に体に向かうだろう。 
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