昨日(12/13)の中国機による領空侵犯事件、これは明らかに自衛隊による意図的な謀略工作で、選挙投票3日前というタイミングを選んで計画的に実行されたものだ。目的は、改憲と国防軍を公約している自民党を勝たせることである。中国の軍事的脅威を宣伝して煽り、国民に恐怖と憎悪の心情を炊きつけ、選挙での投票に誘導させる作戦に他ならない。ネット上の
記事にあるように、2011年度、領空侵犯の可能性のあった中国機に接近に対して、空自は156回もスクランブル発進を対処している。この数は2日に1回のペースだ。中国機の領空接近と自衛隊機のスクランブルが行われているのは、主に南西諸島付近の東シナ海上空だと統幕監部が説明している。しかも、その中国機は情報収集機だと明言ている。つまり、昨日飛来した中国海監の小型機のことではないか。今日(12/14)の朝日の紙面記事にはこう書いている。「防衛省によると日本が設定する『
防空識別圏』に入った中国機への緊急発進は急増している。08年度の31回、09年度の38回から10年度には96回に。11年度は156回で、中国機の集計を取り始めた01年度以降で最多を記録した」(11面)。2008年には北京五輪を妨害する右翼の反中デモ騒動があった。2010年には漁船衝突事件が起きた。この地域での中国当局機による領空接近は日常茶飯事の出来事で、その都度、那覇基地からF15が緊急発進し、防空識別圏から中国機を追い払っているのである。