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チキンゲームにしかならない古賀茂明の日中ゲーム論
2012-08-20 23:30:00
テーマ: 政治・経済
領土問題で感情的になるなとか、ナショナリズムを煽るなと言いながら、その同じ口で、自分自身がナショナリズムの扇動に加担している者が無数にいる。矛盾した言動の無自覚な乱発がある。例えば、この8/17のきっこのTweetが典型的だ。政府が国民にナショナリズムを焚きつける危険を言っている発言は正論だ。しかし、その直後に、政府の今回の強制送還措置について、「日本国民の税金で宿泊と食事の面倒を見てやった上に帰りは自宅まで送り届けてやるってことじゃん」と非難している。この主張は、起訴して裁判にかけろという石原慎太郎や右翼やマスコミ論者と中身は同じだ。起訴していたらどうなっていたか。2年前の漁船衝突事件と同じ危機が再現したことは明らかだ。あのとき、中国は断固たる姿勢で報復をエスカレートさせ、最後はNYの国連外交の場で温家宝が船長釈放を要求、尖閣海域への艦船出動を決意するまでの事態に及んだ。戦争も辞さない構えになり、狼狽した菅直人がNYから仙谷由人に電話で指示、ようやく問題を前原誠司の手から解放させることができた。チキンゲームの失敗に懲りた前原誠司は、今回は最初から穏便な処置を選んでいる。主権の侵害は中国も同じなのだ。中国にとって尖閣は中国領なのである。今回、政府の早期収拾策を「弱腰」として叩く議論は、すべてナショナリズムの扇動行為である。
姜尚中の阿世と金子勝の盲目 - 知識人が不在の日本
2012-08-17 23:30:00
テーマ: 政治・経済
8/15の報ステに出演した姜尚中が、竹島上陸から天皇への謝罪要求発言に至る李明博の一連の行動と言動を厳しく批判、「自国のナショナリズムを抑えないといけないのに逆に煽っている」として、指導者の資質を欠く愚行だと斬り捨てた。この姜尚中の主張が、この問題に関する日本の論調をほぼ代表していると言っていい。相対的に左側に属すると見られる姜尚中がこうした見方を示したことで、李明博の発言に対して多少とも内在的な態度で接して、反省的に日韓関係を考える契機にしようという論者はいなくなった。日本の中で、李明博の行動と言動は全否定され、包括的に無意味だと決めつけられ、全体が否定されることによって、個々の主張についても意味を拾わなくていいという結論と風潮になってしまっている。8/15の光復節の式典においては、李明博の対日批判は従軍慰安婦の問題だけに絞られ、この問題の解決に日本政府が前向きになるよう要求したが、慰安婦問題についてすら、日本では真面目に考えようと言う論者がいない。こうした日本の言論状況に対して、私は少数派として憂鬱な気分にならざるを得ない。なぜなら、李明博の発言は全て韓国国民の本音であり、国民的正論であり、発言の一つ一つについて世論調査をすれば、圧倒的多数が支持だからだ。日本と韓国の国論が二つに割れ、全く歩み寄れなくなるからだ。
中心が枯れて周縁に分散し始めた「金曜の官邸前デモ」
2012-08-14 23:30:00
テーマ: 政治・経済
政治は生きものであり、刻一刻と状況が変わる。官邸前デモも同じで、様相は少しずつ変化し、前週と同じだったデモは一つもない。7/20のデモに出たあと、8月に入ると参加者は減るだろうと予想したが、案の定、8/3のデモの動員数は4000人(警察情報)で、2週間前の半分程度になってしまった。この前後から野田佳彦の面会が浮上し、政治の話題になって世間の関心を集めたが、8/10も動員数を挽回できず、いわゆる夏枯れ状態が続いている。主催者(反原連)の関係者からは、デモのルーティン化と隔週開催の弱音が吐かれるようにもなった。今週はお盆休みであり、8/17に動員数が急回復する条件はない。8/10のデモも警察の厳重警備で締め上げられ、官邸前の歩道空間への人の集結を阻まれて干上がらされ、メインスポットである交差点のスピーカーズ・コーナーは閑古鳥だったのだろう。官邸前に人を集めさせない警察の地道で巧妙な作戦が効を奏している。実際のところ、反原連のデモは、次第に「官邸前デモ」から「国会前デモ」へと姿を変えている。官邸前の空間は熱が冷める一方で、派生的なスポットだった国会前が盛り上がる状況になっている。そしてさらに、「金曜の反原発デモ」は、反原連主催の18時から20時のデモではなく、その後の環境省前や経産省前での抗議行動が熱を帯び、一般の注目を浴びて主役になりつつある。
デモと選挙 - シングルイシューの政治の錯覚と陥穽
2012-08-08 23:30:00
テーマ: 政治・経済
ウェーバーの『職業としての政治』の結語にさしかかるところで、シェークスピアの『詩篇』の一説が引用されている。「そも二人の愛の成りしは、恰も春のことなりしが、其のころ、われは、春を迎ふるには、常に物語の歌もてせり。かの妙音鳥(フィロメル)でふ鳥は、夏の初めには歌ひ奏づれども、漸く月日経て真夏となれば、其笛の音を止むるを例とす」(岩波文庫 P.104)。この詩の紹介のあと、次の文章が続く。ウェーバーのペシミズムと言われる有名な箇所だ。「いまわれわれの前にあるのは、花咲き乱れる夏の初めではなく、さしあたっては凍てついた暗く厳しい極北の夜である。(略)やがてこの夜が次第に明けそめていく時、いまわが世の春を謳歌しているかに見える人々のうち、誰が生きながらえているだろうか。また、諸君の一人一人はその時どうなっているだろうか」(同 P.104)。このウェーバーの警句と予言を自然と思い出していた。「夏の初めには歌ひ奏づれども、漸く月日経て真夏となれば、其笛の音を止むるを例とす」なのだそうだ。そして、雪も凍てつく極北の夜へ向かうのだ。ミュンヘンのある学生団体のために、ウェーバーが講演を行ったのは1919年1月のことだった。第1次大戦が終わった直後、したがってロシア革命の熱気と興奮に欧州とドイツが包まれていたときである。同じ1月、同じミュンヘンで武装蜂起が起きている。
8/3の官邸前デモで見た広瀬隆 - 面会の二つのシナリオ
2012-08-06 23:30:00
テーマ: 政治・経済
8/3(金)も官邸前デモに出た。今回は少し出遅れ、17時に国会記者会館前に辿りついた。警備の警官が増えている。18時の本番前、国会記者会館の正門に広瀬隆の姿を見つけた。一人で来ている。そして、私が立ちんぼしているすぐ近くの、ある関電を批判するプラカードを持った参加者のところへ行き、プラカードを指差しながら何か熱心に話しかけていた。おそらく、市民で関電にカネを払って原発を止めようという、7/16の代々木公園で提案したアイディアに関係する話をしていたのだろうが、「再稼働反対」のコールの轟音で掻き消されて聞き取れない。そうしていると、知事選に敗北して東京に戻って来た飯田哲也のスピーチが始まった。飯田哲也の挨拶がスピーカーから流れるのを、広瀬隆がデモの人混みの列に加わって市民の一人として聞く。私は、何とも広瀬隆に申し訳ない気分になった。心中、複雑だっただろう。中には、広瀬隆がすぐ傍にいるのに、知ってか知らずか無視してか、無神経に飯田哲也の話に拍手を送っている者もいた。あるいは、飯田哲也が登壇する情報を聞いていたから、交差点角のスピーカーズコーナーではなく、市民に埋もれる国会記者会館前の場所を選んだのだろうか。知事選ですっかり板についたのか、政治家的な抑揚の挨拶が終わった後、飯田哲也は今井一を伴って市民の列に顔見せし、握手をして回って国会記者会館前の駐車場に入った。
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