昨日(2/8)行われた中国外交部の華春瑩の
発言に対して、私は何を感じたかと言うと、正直なところを言うと、非常に新鮮なインパクトを受けた。新鮮な感動を受けたという言葉にしてもいいかもしれない。無論、彼女の主張を全面的に支持するわけではないし、政治的な意図を分析する必要はあるし、レーダー照射が事実か否かという点については、私は事実だろうと判断する。しかし、華春瑩の
言葉は、今回のレーダー照射問題の核心を衝くものであり、まさに日本政治に対する当を得た批判なのだ。もっと言えば、勇気ある真剣な批判なのである。リスクをテイクした上での率直で大胆な批判だ。誤解を恐れずに敢えて告白すれば、日本人である私は、中国人の華春瑩に代弁された気分を感じ、それがテレビで日本中に発信されたことである種のカタルシスを感じる部分がある。「日本側は中国の脅威を誇張して緊張を作り出し、国際世論を間違った方向に導いている」「中国側は対話と協議を通じて問題を解決しようと努力してきたが、日本は多くの船や航空機を出動させる行動をエスカレートさせている」「最近、日本は危機を煽り、緊張を作り出し、中国のイメージの貶めを図ろうとしている。このやり方は日中関係改善の努力に反する」。ストレートにこうした批判が与えられるべきなのだ。華春瑩のこの言葉は、単に日本政府と日本国民に向けて発せられたものではない。米国と韓国の政府と世論が意識されている。