麻生太郞の
ナチス発言について、昨夜(8/1)のTWでも述べたが、趣旨は明らかにナチスを肯定するものだ。この点、日本のマスコミ報道は、朝日も毎日も、曖昧な認識と判断でお茶を濁して逃げている。麻生太郞は、昨日の撤回会見で紙に書いた
コメントを読み上げ、「真意と異なり誤解を招いた」だの、「ナチス及びワイマール憲法に係る経緯について、極めて否定的にとらえている」だのと釈明をしたけれど、これは真っ赤な嘘だ。7/29の集会での発言の真意は、まさに、ナチスがワイマール憲法を無効化した手法に倣って、改憲に国民世論の抵抗がない状況を作り、瞬殺のトリックで現行憲法を変えてしまおうと言っている。民放テレビ(テレ朝、TBS)の報道では、7/29の麻生太郞の話の
録音が流されたが、「(ナチスの)あの手口に学んだらどうかね」と言ったところで、会場に詰めかけた右翼がドッと沸き、大きな笑い声が起きて盛り上がっている。つまり、ここで狙いどおり「受け」を取っている。麻生太郞の真意が伝わった瞬間であり、ナチス肯定のメッセージの発信と受信が、プロトコルが合致し、同期がとれ、会場で共鳴し響き合った場面である。右翼の聴衆からすれば、喝采を送るべき「麻生節」の炸裂であり、副総理という公的立場が負うリスクを踏み越えて、麻生太郞が過激な本音(本心)を吐露してくれたことに歓喜し、共感の反応を「受け」で返しているのだ。