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崩壊が始まった「STAP細胞」の神話と幻想 - 岸輝雄と野依良治の権力闘争
2014-06-04 23:30:00
テーマ: 政治・経済
小保方晴子をめぐる事件が急展開している。今日(6/4)の朝、PCを立ち上げたら、小保方晴子がNature誌に投稿した主要論文の撤回に同意したという一報があった。Nature誌に採択・掲載されたSTAP論文はArticleとLetterの2本あり、このうちLetter論文の方は、5/28にすでに取り下げに同意していた。このときの小保方晴子の言い分は、Letterの責任著者は自分ではなく若山照彦で、実験も全て若山照彦によるものであり、自分は責任著者ではないから撤回しても構わないのだという説明だった。三木秀夫を通じて、「もう1本の論文は撤回する意向はない」とあらためて述べ、「STAP細胞の存在を明らかにした主論文が大切で、(Letterは)発展型にすぎない」と言っている。今回、主要論文(Article)の撤回に同意して署名したことは、1週間前の発言を翻すものだ。ここで、4/9の小保方晴子の記者会見の場面を思い出さなくてはいけないが、論文を撤回する意思はないのかとの質問にこう答えている。「論文の撤回は、その結論が完全に間違いであったと著者が国際的に発表することになる。結論が正しい以上、撤回は正しい行為ではない」。こう強気で言い返して、頑固に撤回を拒んでいた。2ヶ月前のことだ。小保方晴子の言葉に即せば、、自らArticleを撤回したということは、「STAP細胞の存在を明らかにした」という結論が「完全に間違いであった」と「国際的に発表」したことに他ならない。
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