今日(3/18)の朝日の紙面をめくって探しても、三原順子の「八紘一宇」の
事件についての記事が見当たらない。昨日(3/17)の紙面にも何も書いてなかった。昨夜(2/17)のテレビで報道されるかと注目したが、やはり各局の番組で紹介されることはなかった。ネットでは大きな事件として論議を呼び、Twのトレンド欄に単語がリストされる一幕もあった。昨日(3/17)の政治関連のニュースの中で、最も関心を集めたのが三原順子の「八紘一宇」の問題だったと言えるだろう。本来なら、国会で事件が起きた翌日(3/17)に朝日1面に記事が載り、今日(3/18)は社説が上がるのが当然だ。28年前、朝日は赤報隊による
右翼テロで若い記者を殺されている。折しも戦後70年談話の政局のさなかで、朝日がこの問題を大きく報じ、厳しく批判する言論を示すのは当然の反応であるのに、それをせずに沈黙しているのは納得ができない。今日の社説は、昨夜の報ステで惠村順一郎がだらだらと並べた廃炉問題の説教と同じで、味も素っ気もない朝日的な官僚ペーパーの一般論だった。ネットを見る環境にない者は、三原順子の「八紘一宇」の事件を知ることができない。
朝日系列のハフポスは、まるで申し訳の釈明をするように、妙に手の込んだ詳しい
記事を上げている。月額3,460円(朝刊)の高い料金を払っている購読者はどうなるのだ。