< 2022年10月 > | ||||||
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国葬の弔辞で岸田文雄が絶賛した「安倍晋三の事績」の中でも、特に強調されていたのが安倍晋三の外交方面の成果と実績だった。10/11に発表されたNHKの世論調査でも、安倍晋三の国葬を「評価する」と答えた少数派33%は、評価する理由の第一として、「国際社会から評価されていたから」という点を挙げている。安倍政治を評価する者たちは、外国から高く支持されていたという認識と判断を持っている。海外の諸国民から、そして首脳や要人から一目置かれ、世界政治の中で重要人物だと認められていたと概念づけている。NHKなどマスコミは、安倍晋三に対してそうした像を通説にして撒いている。
だが、果たしてそれは真実だと言えるのだろうか。今回の国葬で意外だったのは、海外の首脳・要人がこぞって欠席した事実である。まず、マクロンが欠席の回答をした。それを見て横並びしたのか、メルケルが出席を手控えた。これはエリザベス女王の死去の前だった。英国も、ジョンソンもトラスも出席すると言わなかった。結局、G7の中で出席はカナダのトルドーだけという惨めな状況になっていたが、最終局面でトルドーも国内の災害対応を理由に取りやめた。キャンセルの口実を探していた事情が透けて見える。マクロンが出席に応じなかった理由は何だろうと想像すると、大きな要因はアメリカが副大統領の派遣に止めたからだろう。
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