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・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
ウクライナ戦争開始から半年 - ボディカウントの視点からの総括と分析
2022-08-26 22:09:00
テーマ: 未設定
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ウクライナ戦争の勃発から半年となり、マスコミではその「特集報道」が喧しい。西側プロパガンダオールスターズの見飽きた顔が出演して、ロシア叩きのルーティントークを繰り返している。何となく、開戦半年というアニバーサリーのタイミングを利用してマスコミをこの情報で埋め、政権にとって不都合な統一教会のニュースを締め出している作為が窺える。われわれ視聴者の関心は統一教会問題にあり、少しでも多く報道時間を割いてもらいたいのだが、テレビは無理に戦争プロパガンダを割り込ませ、ウクライナへの応援とロシアへの憎悪を喚起、再燃させようとする。


市井の一人としてネットを観察して気づくのは、ツイッターのアカウント名に青と黄のシンボルカラーをマークした者が、半年間でめっきり減った事実である。3月4月の全盛期と比較すれば、現在は2割ほどだろうか。「通知」のタイムラインを見ると、アカウントのロゴや名前がずらずら表示されるが、3月4月はこれでもかと青と黄がラッシュし、我も我もとウクライナ支援を主張し誇示するアカウントが群れなしていた。次第に減り始め、6月には半分ほどになり、今では稀な個性の表現形態となっている。つぎつぎになりゆくいきほひ。流行への追従と安住。ナイキの黒のスニーカーと同じだ。


統一教会との癒着を断てない岸田自民党 - 戦慄の内容だったTBS報道特集
2022-08-23 18:16:00
テーマ: 政治・経済
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21日に毎日新聞の世論調査が出て、予想どおり内閣支持率が急落した。前回よりも16ポイント下降して36%となり、週明けのネット議論はこの話題で持ち切りとなった。来週(8/18)は朝日新聞の世論調査が出る。前回は57%。おそらく、こちらも40%を切る厳しい結果になるだろう。今週は、統一教会問題に加えてコロナ感染爆発による全国の医療崩壊が大きな問題になるはずで、政府に対して辛辣な批判が向けられるに違いない。岸田文雄が夏休みで旅行とゴルフを楽しんで、そこで感染した問題は小さくない。(上の写真は毎日新聞


国民に対しては感染対策に注意するように言い、医療現場に負担をかけないよう促しながら、責任ある立場の自らは不覚をとった。おそらく、高級旅館での会食中に無症状者からうつされたのだろう。失態だ。今週、例の全数把握の問題をどうするかという重要な政治課題への対処があり、会議が開かれるはずで、首相が意思決定する場面がある。決定後に会見して説明する予定も組まれているだろう。どうするのか不明だが、オンライン会見となると何とも締まりのない絵になる。医療関係者からの怨嗟と失望の声は特に峻烈なものになるに違いない。


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ポスト安倍の猿山 - 森喜朗・麻生太郎・菅義偉が相互牽制しつつ岸田文雄を操る
2022-08-19 22:04:00
テーマ: 未設定
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組閣前日の9日、「この組閣、失敗するかもしれない」とツイートした。組閣翌日の11日、読売の世論調査が出て、支持率が6ポイント下がり、参院選直後から1か月で14ポイントも下落する事態となった。この数字を受けて、12日に夕刊フジが「岸田内閣、改造失敗か」という見出しを打って批判的な記事を書いた。右派系の夕刊フジが、歯に衣を着せず自民党政権をこき下ろすのは珍しい。現在はそこから1週間経った時点で、統一教会問題がどんどん延焼して火が燃え盛っている状況にある(上の写真は朝日新聞)。

誰もが、14日から15日に発表されるマスコミ各社の世論調査を固唾をのんで見守っている。厳しい結果が出るのは間違いない。統一教会問題に加えてコロナ禍もきわめて深刻な惨状にあり、遂に、新規感染者数だけでなく1日当りの死者数まで世界最多を記録した(worldometers)。凄絶な医療崩壊の現実に直面しながら、政府が盆休みに行動規制をかけずレッセフェール政策を続けているため、感染の勢いは止まるところがない。入院治療を拒絶された庶民高齢者が、昨年同様、次々と自宅療養中死亡で命を落としている。


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終戦の日:二つに分裂した「平和」の意味 - 誰も靖国参拝を批判しなくなった
2022-08-16 18:44:00
テーマ: 政治・経済
終戦の日。全国戦没者追悼式で天皇と首相の二人が式辞を読み上げた。二人の式辞の中には平和への意思や宣誓が示されたくだりがあり、それが趣旨であり、中心的な表明内容なのだけれど、二人の言っている「平和」の意味は同じではない。かなり違う。今年は特にその点を強く認識させられた。無論、そのことは今年初めて直観したことではない。現上皇が平成天皇の時代にこの場所で述べた「平和」と、その10分前に安倍晋三が口にした「平和」とは、明らかに中身が違っていた。

二人の言う「平和を守る」は意味が異なる。字面だけ見ていると気づかないが、あるときから、日本の国家トップが語る「平和」の意味が二種類に変容した。二つに分裂した。首相が海部俊樹や宮澤喜一や細川護熙や村山富市や小渕恵三の時代は、8月15日の式辞で天皇と首相の述べる「平和」はほぼ同じ意味であり、特に齟齬はなかった。戦没者に向かって、国家国民の代表として、平和を守り続けますと誓うときの、その言葉の具体的イメージは同一だった。そしてそれは、テレビで中継を見守る国民の意識でも同じだった。だが、現在は違う。


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「有事に対応する内閣」の宣言と恐怖 - 忽然と消えた中島恵の中国情報
2022-08-12 23:21:00
テーマ: 政治・経済
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「有事に対応する内閣」の宣言と恐怖 - 忽然と消えた中島恵の中国現地情報_c0315619_16001537.pngペロシ訪台を機に起きた中国の軍事演習と台湾周辺の緊張について、客観的な立場からの報道や解説がない。テレビに出て発言するのは宮家邦彦や小野寺五典のようなグロテスクな右翼ばかりだ。日本のマスコミで公論化した中国叩きの口上を垂れ、中国との戦争のための準備を整えよと扇動する結論で終わり。不信と憎悪を刺激的に畳み込む準戦時モードの言説が流される。今週は、原爆の日(8/6・8/9)と終戦の日(8/15)の中間の日程で、本来ならこの国が最も平和主義の思想に包まれ、国民が反戦への誓いを新たにする時間帯だった。

一年中で最も暑いこの時期に、一年中でたった一度だけ、保守を含めた市民全体が憲法9条の理念に接近する。日本国の基本と原点について思い知る。ジブリ映画『火垂るの墓』が茶の間に流される。だが、今年は全くそうなっていない。10日に改造内閣を立ち上げた岸田文雄は、あろうことか新内閣を「有事に対応する政策断行内閣」と銘打った。有事とは、「戦争や事変など、非常の事態が起こること」の意味である。岸田文雄の「有事」が「台湾有事」を示唆しているのは明白で、中国との戦争に対応すると宣言している。
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