< 2023年11月 > | ||||||
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とうとうガザの死者が1万人を超えた。恐ろしい空爆攻撃はなお毎晩続いている。うち子どもの死者数が4104人(ロイター)。ガザ地区の全住宅の半数以上が損壊し、人口の7割超の150万人以上が避難民となっている(毎日新聞)。ガザの現状を否応なく想像させられる日が続き、私は体調不良になり、回復する感触がつかめなくなった。そういう身体で 11/5 の日比谷のデモに出かけた。天気と気温だけが幸いだったが、不具合が多かった現場報告は別の機会にしたい。今回の稿は、岡真理が講演で述べていない論点に着眼しよう。文学者ではなく、政治学者か経済学者が、社会科学の研究者が提起しなければならない原理的課題を考察したい。それは「勝ち組」と「負け組」の問題である。パレスチナとイスラエルの問題は、私たち自身の切実で本質的な問題なのだ。
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バックナンバー 2023年11月分 会員登録する11月3日の報道。イスラエル軍はガザ北部のシャバリヤ難民キャンプを3日連続で空爆、難民キャンプ内にある4つの学校が攻撃を受け、多くの子どもが残虐に殺戮された。ロイター報道のガザ保健当局による発表では、7日以降のガザの死者数は9061人に上っている。4割が子ども。3分の2が何の罪もない女性と子どもだ。2日前(11/1)の報道では、10/31 までに国連職員が70人犠牲になっている。今週(10/29 -)イスラエル地上軍がガザ侵攻を開始し、作戦に伴って空爆の規模と頻度をさらに激化させ、病院や学校や難民キャンプが集中的に標的となる事態となった。その結果、そこで活動している国連職員(UNRWA)の犠牲者が急増する惨劇が進行している。直近の報道では、11/3、鬼畜のイスラエル軍は病院から救助に向かう救急車の車列を爆撃した。
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